先日、旦那から聞いたのだが、我が家から割と近いCDショップがレンタルサービスを辞め、販売のみになるとお知らせがあったそうだ。
それは何だか寂しい…と思って気が付いたけど、そう言えば、最近レンタルってしてなかったような。
音楽も映像関係もサブスクがあるし、レンタル使う方が割高になったりするもんなあ。
なんならCD買うのだってかさばるし、どうしても買うんだったらAマゾンなどの通販でも可能だし。
私自身は実店舗の方が好きだったりするんだけど、時代の流れを考えると、これも仕方ないのだろうか。
…しかし、レンタルはともかく、CDの販売については、最近少々思うことがある。
ここ近年、ツイッターで音楽関係の書き込みを閲覧するようになったからか、時々CDショップの公式アカウントのツイートが画像付きで出てくるんだけど、都会のCDショップって、特設コーナーも豪華だし、店内のポップも店員さんが凄くこだわってアーティストや曲を研究して頑張って書いている感じがしてすごく素敵なのだ。
さらに都会だからアーティストが宣伝がてらショップに足を運んだりするらしいし。
こんなんされたら確かに買いたくなるかも。
そこで、うちの地域のお店はどうだろうと考えてみると…、先日残念な思いをしたことを思い出した。
そのお店は本屋さんに併設されていたので本屋さんに寄るついでに立ち寄ったのだが、私が買おうかどうか迷っていたCDを始め話題のCDはただ置いてあるだけって状態で、都会のショップとは違って手作りのポップも飾りつけも全くなしで、購買意欲が湧く感じはなかった。
このお店だけじゃなくって、うちの地域のショップは大方似たような状態。
当然、公式ツイッターで画像付きで宣伝なんてほとんど目にもしない。
一応全国チェーンのお店なんだけど、この差は何なんだろう。
そりゃ、都会みたいにアーティストが実際来ることは無理だけどさ、せめて愛のある宣伝くらいはして欲しいなと、残念な気持ちになった。
じゃあ田舎だから宣伝は不可能なのか?と考えた時に、学生時代の記憶が呼び起こされた。
当時、地元では有名なチェーン店があったんだけど、このお店では、特設コーナーやポップがあって、見ているだけで楽しかったし、知らない音楽を知るいい機会でもあった。
結局そのお店は10年以上前に全店閉店してしまったんだけど、今考えてみれば、音楽への愛があるお店だったなと感じるし、改めて閉店したことがもったいない。
つまり、田舎だからポップが作れないってことはないわけだ。
今後、CDショップがどうなるんだろうと考えると、やっぱり衰退してしまうのかなと寂しさを感じる。
せめて、音楽愛にあふれたショップを地元でも見たいんだけど、それは無理な話なのだろうか。
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