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子どもの発熱 |
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我が家の子ども達、風邪をひきまくってます…。
いつもどちらかわからなくなるので、発熱時の対応を貼っておきたいと思います。
早く治りますように!
発熱が起こり、体温が上昇する熱の上がり始めは血管が収縮して熱を逃さないようになります。
熱の上がり始めに悪寒で震えたりするのは、筋肉を震わせて起こる代謝熱を利用して熱を上げようとします。
血管が収縮して体を震わせて熱を起こすのは冬の寒い時と同じで、熱の上がり始めには寒いと感じて、体は熱いのに発汗もないです。また、血管が収縮すると、血管が細い手足は冷たくなりやすいです。
熱の上がり始めで手足が冷たい時に頭を冷やし過ぎると頭痛の原因になったり、体を冷やすと余計に寒くなってしまうので手足も冷たく、震えたり寒そうな時には体を温めます。
熱が上がりきると今度は体温調整のために血管を拡張させて放熱して、発汗も起こります。
体温も子供だと上がりきると39度を越えることもあり、手足も温かくなります。
この時には暑いと感じるので薄着にしたり、布団の枚数を減らしたり、涼しくなるようにします。
汗では菌は出ませんし、体温調整のためで感染症によって体内で起こっている発熱を解熱させる効果はないです。
逆に汗を出そうと厚着をさせて温めると脱水症状になったり、熱をこもらせて暑いままだと体力を消耗するそうで、汗をかくほど上がりきったら薄着にして、汗で濡れた服は小まめに着替えます。
上がりきれば頭や体を冷やすと、汗と同じで解熱作用はありませんが…冷やすと心地よくなるので嫌がらなければ冷やします。解熱作用もありませんし、肺炎や脳炎、髄膜炎などの予防(発熱自体は問題ではなく、肺や脳に感染が広がることが問題なので)にはならないそうで、嫌がるならば無理強いしてまで冷やすことはないです。
発熱が起こると免疫機能が活性化され、熱を上げきった状態をなるべく維持する方が治癒のためには良くて、体温を上げたい体に反して無理に熱を下げる解熱剤は、むやみやたらに使うと病期を長引かせる一因になる可能性もあります。発熱による辛い症状(倦怠感など)で安静をとりにくいならば体力温存のために解熱剤を使った方がいいこともありますが、解熱剤は病気を起こしている原因は治療しないので熱の割には元気ならば、なるべく使わない方がいいそうです。発熱がありグッタリする、どこかを痛がって激しく泣く、病状が悪化している様子があり容態が悪化したら解熱剤を使うより即病院がいいと思います。
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by トリ蔵 | トラックバック(0) | コメント(0) | |
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