「本当に?でも恥ずかしいわ!」のば~ば(実母)の弾んだ声から始めよう。
何にば~ばは興奮しているかと言うと、「リュウとおそろいのTシャツを買ってあげる」と私が言ったからだ。近くのショッピングモールでかわいいおそろいのTシャツを選んだ。お会計する時には、ぎゅっと握り締め手を離さない。早く持ち帰りたい様だった。。。が、手を離さないと持ち帰れないので私はペシッっとば~ばの手を払いのけ会計を済ませた。その後ば~ばはトイレへ直行した。すごい勢いでリュウの事も置いたまま突き進んで行った。あっという間に戻ってきて次はリュウを抱き私を置いてば~ばの本能が赴くまま勝手気ままに歩いて行ってしまった。
その日は1日中、リュウを抱きながら鏡の前はゆっくり通り過ぎ、(気持ち悪い)満面の笑みを浮かべながらまた鏡の前へ戻ってくる。の繰り返しだった。かなり気に入っているようで、何度も繰り返す。私は疲れはて返品したかったが、べったりとリュウのよだれも付いていた為に仕方なく断念した。
リュウはというと、ダッコされながらば~ばの髪をわし掴みにし 「手綱」を引いていた。結局リュウが1番行きたい所へ行き、したい事をしているのかもしれない。。。
ば~ばは恥ずかしがっていたはずが、途中からリュウを前抱きにしTシャツのアピールタイムへと入っていった。。。
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