妊娠・出産・育児まかせなサイト ピジョンインフォ

運命の狭間はカナダで
blog.pigeon.info/mawaremigiko/

カナダ・バンクーバーでの子育て日記。バンクーバーでの小市民的生活を紹介しています。
ようこそ、ゲストさん  | Pigeon.info BLOG TOP | ログイン
お気に入り画像
カナダに住み始めて13年。ロス生まれだけど日本人のだんな、バンクーバー生まれの2人の娘、柴犬のハルというバイリンガル達に囲まれた生活です。
by まわれみぎこ
 
 
 
 ・ カナダ、算数…
 ・ カナダ、算数…
 ・ 怖い夢
 ・ またまた・・…
 ・ たばこの吸殻…
 
 2024年 03月 
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31      
 
 ・ 2024年05月(0)
 ・ 2024年04月(0)
 ●2024年03月(0)
 ・ 2024年02月(0)
 ・ 2024年01月(0)
 
 ・ フフフ♪な毎日
 ・ 働くママの奮闘日記
 ・ 龍虎ママのチャレンジクッキング♪
 ・ 正義の味方エイトマンとバルトン星人☆彡(旧 ロスのんびり日記)
 ・ かえるのうた♪
 ・ Garden of hollyhock and maple
 ・ 日々成長
 ・ 中国ド田舎改め大連子育て日記改め南京で小学生日記
 ・ ☆俊タン&ママのきまぐれ日記☆
 ・ 毒吐きママのENJOY!アメリカン育児♪
 ・ ずっとともだち☆inシンガポール
 
 ・ おもちゃ・知育玩具(1)
 ・ ひとりでできた(1)
 ・ パパ・父親(12)
 ・ 絵本(4)
 ・ ママ・母親(24)
 ・ 保育園・幼稚園(23)
 ・ 母乳・授乳(1)
 ・ 子どもの成長(13)
 ・ 手作り(21)
 ・ 幼児食(1)
 ・ 家族(26)
 ・ 生活(30)
 ・ 料理・おべんとう(32)
 ・ 病気・ケガ(12)
 ・ イベント(112)
 ・ キッズファッション(3)
 ・ キッズ(123)
 ・ しつけ・教育(11)
 ・ お出かけ(35)
 ・ 子どもの遊び(12)
 ・ 赤ちゃん・ベビー(4)
 ・ 育児アイテム(2)
 ・ 育児(8)
 ・ その他(211)
カナダ、算数事情②
  | その他 | 2011-01-20 23:16 |

私の住んでいるブリティッシュ・コロンビア州では、私の世代、つまり今の子供たちのお母さんの世代は、算数や数学は“やり方”を教わって、それを解いていた。
たとえば、分数の割り算は、“割る数の分母と分子をひっくり返して、掛け算する”と教えられて、その問題を解いていた。

近年、算数の教育要綱が変わり、“やり方”を教わるのではなく、なぜそうなるか?ということをメインに教わるようになったらしい。
なので、先ほどの分数の割り算も、“なんで割る数の分母と分子をひっくり返すのか?”というのを説明できないといけないらしい。

ということは、問題の答えがあっていても、その問題をどうやって解いたか、説明できないと○はもらえません。

先生たちも新しい教科書で教えているんだけれども、この新しい教科書を書いた人のワークショップに行ったとき、彼は、
“今の子供たちが大きくなったときに就く職業は、いまある職業とちがうものかもしれない。(テクノロジーが進歩したりするので、という意味らしいけど。)そのときに、その職業に対応できる数学力を身につける必要がある。”
といっていたけれど・・・。

いまひとつ納得がいかないんだよね~。

だってさ、たとえば、私たちはライトのつけ方はしってるけど、どうやって電気が通って、ライトがつくのか、っていうことは、知ってなくても生活できるでしょ?
まあ、その昔、学校でちょっとは電気のこととか理科の時間に勉強したけどさ。それを覚えている人なんてあまりいないんじゃない?

でもまあ、新しい教科書の著者の人の言い分もわかるので、じゃあ両方教えればいいじゃん、と思うでしょ?
日本の算数は、“どうやって”という部分と、“やり方”と両方教わるんだそうです。
カナダはどちらかだけ。
なんで?と、私は思うのよ。

この新しい算数を導入する際に、現場の先生たちからある程度反発があったらしい。その理由のひとつに、この“どうやって”という算数を教えると、算数の時間を1日に45分とらないといけない、そんなのできない、といわれたらしい・・・。

算数を教える先生たちも、新しい算数の導入により、トレーニングを受けたらしいけど、算数の得意・不得意があるから、不得意な先生だと、先生自身も理解してないんだろうから、うまく教えられるわけがない。

それに、答えがあっていても、説明できないと丸をもらえないので、たとえばアジアからの転校生で、算数がすごくできても、英語ができなくて説明できないと、Aはもらえない。
なんかおかしくない?
私の友人(日本人)は、ESL(英語が第2ヶ国語の人たち)を排除しているみたいだよね~、といっていた。
そうね、そういう考え方もできるわね。ちなみに新しい算数の著書は白人でしたけど。
でも、言葉で説明しなくても、式で書き表せばいいらしいんだけどね。
でも、その式を、先生が理解できなければ、丸はもらえない。でもその先生が算数が苦手だと、式が読めない・・・。

そんなわけで、私はこの“新しい算数”には、不安を感じざるをえないんです。



by まわれみぎこ | トラックバック(0) | コメント(0) |
おすすめ記事
トラックバックURL :
http://blog.pigeon.info/tb.cgi/mawaremigiko/409592
コメント
利用規約 |  ブログの開設 |  個人情報の取り扱いについて |  ピジョンインフォについて |  妊娠・出産・育児情報サイト ピジョンインフォ
問い合わせ |  ピジョン株式会社
Copyright(c) PIGEON Corporation All Rights Reserved.