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やりたかったこと |
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オリンピックを見ていて思う 「私もオリンピック…目指したかなぁ?」
…というのも、私は小学校入学から、母の友達づきあい流れでスイミングスクールに通うことになり、真面目に通っていた。一緒に通い始めた友達がやめた後も、1人でずっと通っていた。
自分で言うのもなんだけど、私は“体をどう動かしたらいいか”というのが、幼い頃から何となくわかる子だった。スイミングスクールでも優秀な方だったと思うし、徒競争は1位しか取ったことがなかった。小学校の体力テスト、中学校からは高跳びなどの陸上競技やなども、ハイレベルな成績を叩きだすような子だった。
そんな私が小学校4年生の頃、またもや母の「友達づきあいの一環」で、学習塾に通う事になるのだ。
学習塾はスイミングスクールの日と重なっており、母に「今の曜日を変えたくない」と訴えたものの、スイミングスクールの曜日を変えられて、バタフライを習い始めるクラスからバタフライ中級者クラスに突然移されたので、まったく周りについていくことができず(指導者も変わったのも嫌で)、諦めの気持ちでスイミングスクールをやめることになったのだ。
もし、学習塾に行かずに水泳に力を注いでいたら………オリンピックを目指しただろうか?
メダリストが言った「親に感謝している」と言う言葉が胸に刺さる。
今の生活が嫌な訳じゃない、スポーツをやっていなかったからこそ出会った今の夫で良かったと思ってるし、そうして生まれた娘が愛おしくて、この生活がどれだけ幸せなものか…というのもよ~く分かってる。 親が嫌いなわけでもないし、むしろ仲がいいと思っているけれど…
「習い事」というのが、自分の自由に決めることができなかった。
他にもやりたい習い事があったり、興味を持ったことはたくさんあって、親に何度となくお願いしたこともあったけれど、私から「やりたい」ということは認めてもらえなかった。それでも自分の意志を曲げない情熱が足りなかったのかもしれないけれど「本当にやりたかったこと」を続けることができていたら、私の人生はどう変わっていたのだろう…と悔むことも多い。
そういった点で、全てにおいて「親に感謝しているか」と言ったら、それはNOなのだ。
私の育児は「自分がしてほしかったことをする育児」。 娘が興味を持ったり「やりたい」と思う事は、できるだけやらせてあげようと思う。サポートしてあげようと思う。
それ以外にも、子供の頃って「大人ってどうして…?」と思う事が誰にでもあると思う。例えば「大人だから、子供だから」「もう大きいんだから、まだ小さいんだから」など、幼いころから「勝手だな」と思う事が多々あった。自分はそう思ったことをしないで、自分が子供だった頃の事を思い出してやっていこうと思う。
娘に将来感謝してもらえるだろうか…そんな親になれるだろうか?
娘が成人になるまで16年弱。まだまだ始まったばかり…悩むこともあるだろうけど、自分なりに娘の最良の母となれるように努力したいと思う。
そんな風に思える今の自分がいるのは両親のおかげなんだから…やっぱり感謝はしています。
ありがとう。
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by コロリーナ | トラックバック(0) | コメント(0) | |
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