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ピアノ購入で思う事 |
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3歳前から始めた音楽教室のレッスン先で、ピアノ購入を強く勧められました。小学生にもなり、リサイクルショップで1500円で購入したオンボロキーボードで済むわけもなく……かといって、中古とはいえ、70万円のピアノを購入するのにはとても勇気がいるのです。
ちなみに新品なら税込100万超えのピアノの中古。製造からまだ7年しか経っていない良品ってことは、購入してすぐにやめちゃった子が使ってたピアノってことだよね(笑)。金額にうるさい主人も、安物のピアノは見て「安くてもこれはダメ」と、なにげにこだわり始めちゃった。
私自身が、4歳頃に近所のピアノ教室の先生から「この子は音感がある」と言われ、母が勝手に喜んで、習う前からピアノを購入。いざ、私をピアノ教室に通わせたものの、私のやる気がなくて、数か月でやめてしまいました。
それ以降、母は私に「飽きっぽい」というレッテルを張り付け、私のやりたいと言う習い事は「ピアノを続けなかった」という理由で何一つやらせてもらえず、その後にママ友付き合い上でまた勝手に入れられたスイミングスクールを、一緒に入った友達が辞めていく中、頑張って続けていたのに、また他のママ友上の付き合いで学習塾に行きなさいと、頑張り始めていた水泳を辞めさせられたこともありました。
ある意味、私にとって「ピアノ」ってトラウマでもあるんだよなぁ。
そんなトラウマのピアノをなぜ娘に習わせたか…というと、娘の発達が心配だった時期があったから。2歳半ころまで1語も喋らず、落ち着きもなく…と、発達の心配をして、英語教室に通ってみるつもりでヤ○ハに行ってみたら、英語教室はうちの娘しか申し込みがないということで、リトミックの感覚で音楽教室に通うことになったわけです。
そうして現在、娘はそれなりに両手で曲を弾けるようになり、先生からピアノの購入を強くすすめられた…という訳です。
主人とも相談して、娘に「中学校を卒業するまでは、絶対にやめない約束」をして、購入を決定。
正直な所、私の母のやりかたは、通わせるだけで何も関わらないタイプだった。褒めることもなかったし、ヤル気になるような言葉もかけてもらえなかった。要するに、ママ友に「一緒にどう?」って言われて「じゃぁ入れてみよう」的な考え方だったんだと思う。
学校もそうだったな、ランドセルを背負わせて行かせていれば、あとは学校にお任せしますって感じ。中学校の3者面談でも「行けるところに適当に…」みたいな感じだった。
自分でも「放任主義」みたいなことをあちこちで言っていたけど、本当に放任だった。
娘のレッスンは少しづつ親から離れて…という形だけれど、まだ親子一緒に自宅での練習をすすめられています。私はピアノのことなんて分からないし、楽譜も読めないけれど、娘と一緒に学びながら、一緒に練習をしたりしている。上手になっていく娘をきちんと褒めたりしている。
母のやり方が悪くて、私のやり方がいい…という訳ではなく、私が母にしてもらいたかったことをしているんだと思う。娘が大人になって、私があれこれ言うのが嫌だったって言うかも知れないけど…私は私の思う娘のためにできることをやっていってあげたいなぁって思う。
もしピアノを買って、娘が続けてくれなかったら……私は娘に悪いレッテルを張り付けてしまうだろうか?
ピアノを楽しく続けられるために、褒めてあげたり、彼女のヤル気を引き出してあげられるだろうか?
私にとって、大きな試練。
娘が大人になって、よかったと思えるような子供時代を一緒に作ってあげたい。万が一、娘がピアノを続けなかったとしても、それは私の関わり方が悪かったから…と思う事にしよう。娘が楽しいと思えるように、ピアノを続けられるようにサポートしよう。辞めてしまっても、本当にやりたいと思うことを見つけてあげるサポートをしてあげよう。
さぁ、通帳とにらめっこをしなくては!
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by コロリーナ | トラックバック(0) | コメント(0) | |
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