昨日、耳鼻科に行ってきたときの出来事。
私が受付したすぐ後に、おそらく年長~小学校低学年くらいの女の子が一人で受付をしていた。
年齢的に、普通なら大人が付き添いしていることが当たり前(だと思う)だから、私は、ええ?子供ひとり?受付の人も何も言わないのかな?とびっくりしていた。
耳鼻科は結構混んでいたので、もしかしたらどこかに保護者さんがいるのかな?とも思ったけど、ひとりで保険証とピンクの紙(診療費が無料になる用紙)を出していたので、とてもじゃないけどなかなか見たことがない光景であることに変わりはない。
受付のスタッフさんはそのまま待合室で待つように言っていた。
これ、うちのかかりつけの小児科だったら、「お母さんを呼んできてね。子供だけじゃ診てもらえないよ」と言われて帰されるよなあ…、と思いつつ私も診察を待っていた。
さて、その後、我が家は割とすぐに診察となり、診察後薬を処方されるのを待っていた。
これがなかなか時間が掛かっていたのだが、その時もその女の子は一人で待合室にいた。
大分経ってから、おそらくおばあちゃんと思われる人がやってきて、
「○○ちゃん。どうだった?もう診察終わった?」
と女の子に聞き始めた。
(。´・ω・)ん?やっぱり、一人で診察までさせるつもりだったん?と耳を傾けていた私。
そして女の子と何やら話をした後(この辺の声は聞こえず)、おばあちゃんは受付に行き、
「ちょっと!うちの○○ちゃん、診察の順番抜かされたって言うんですけど!どうして診てもらえていないんですか!」
と言い出したのだ。
受付のスタッフさんは、
「すみませんが、まだおうちの方から症状を聞いていなかったので、診察が出来ませんでした。今日はどうされたのでしょうか?」
といたって冷静に返した。
んで、そのおばあちゃんが納得いかない感じで症状を話す。
「では少々お待ちくださいませ」
「いやでも、順番抜かされてるんですけど」
「すみませんが、今からカルテを作成しなければいけませんので」
おばあちゃんは席に戻ると、女の子に、
「○○ちゃん、何で症状言わなかったの?順番抜かされるんだから、ちゃんと言わないとダメじゃない」
とでかい声で言い出した。
いやいやあんた、順番順番うるさいけど、スタッフさんは暗に保護者がいないからすぐに診察できないと判断したんじゃないの。
しかもいつもの治療じゃなくて全くの初診だったら、なおさら診察遅くなるわ。
(実際、初診だと診察が遅れることは、耳鼻科の掲示板の紙にも注意書きされていた)
私が小学生の時も、中学生以上であればともかく、そこまで小さな子一人に診察させてる人見たことなかったけど…。
…と、心の中で突っ込んでいた私であった。
このご家庭、今までもこうやって一人で診察させていたのかなあ。
だとしたら、何か言われなかったのかなあ。
他人事ながら、色々と考えてしまった私であった。
しかも実はこの○○ちゃん、はっぱさんと同じ名前だったんで、余計に耳に入ってきてしまった。
いやあ、珍しくない名前だから仕方ないんだけどさ…。
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