これが国会とかで言われているようだけど、児童手当をちょっと上げたくらいで出生率があがると思っている人が本当に国会にいるのだろうか?
いるのだとしたら笑わずにいられない。
現状を全く見ていない、お役所仕事そのものだ。
机の上だけで論理をこねくり回すよりも、現場に行ってみたら。
なぜ少子化になるのか?
子どもを育てる環境が悪いから。
両親そろって育児をしてこそゆとりが出てくる。
旦那様が午前様当たり前、サービス残業当たり前(この名前もどうか・・・拷問残業ではないのか)土・日出勤なんて当たり前。
では子どもの事なんかろくにわかるわけがない。
もっと知りたいと思ってもできない。
男が育児休暇をとろうものなら皆に白い目で見られること請け合い・・・
女性も職を持って働いて頑張って・・・としているのに、結婚したら肩たたき、妊娠したら肩たたき、育児休業とったら席がない・・・なんてことしている企業だらけで結婚や出産に夢も希望も持てるわけない。
日本の風潮に、有給を使うのは悪いことだ・・・と言う意識が今でも根強く残っている。
滅私奉公・・・これが今でも美徳のようだ。
有給は権利であって、使う義務がある。有給とってどう使おうが個人の自由。
本当はこうあるべきなのに、それができずに世の働いている人たちは有給もとれずに働いている。
子どもを生んだらうんだで、どこに行くにしても迷惑がられる顔を見る。
電車の中でもうるさい、街を歩いていても邪魔くさい、挙句の果てに子どもを押しのけてまで通る人・・・
ヨーロッパの色々な国を見てみると・・・
公共施設で子どもがぐずると警備の人が前まで連れて行ってくる、子ども優先思考。
残業なんてほとんどしない、したら休暇をしっかりとらされる。
有給休暇は個人のもの。とらずに仕事してたらこれもしっかり休まされる。
育児休暇もしっかりとって、結婚しても職はある。
良い面だけあげたけど、悪い面も確かにある。
良い事ばかりではないけれど、子どもの将来を真剣に考えている国では出生率も上がっている。
出生率が下がった国で発展した国はない。
日本は自分の首を絞める政策ばかり出している。
日本の将来を考えるなら、子どもを幸せに育てられる環境を作る考えをもっと前面出して欲しい。
最後に、フランスで子ども4人産んだら「いいわね~」と言われるけれど、日本で4人も産んだら「大変ね~」といわれる事の方が多い。
これだけで、どちらの国で子育てしやすいか・・・とわかるものだが・・・
ここにこういう事書いてもお役人が読むはずもないけどね。
もう少しちゃんと考えて政策出してよね。
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