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鈴の木こどもブログ
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鈴の木こどもクリニック鈴木博先生のブログです
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鈴の木こどもクリニックは東京都品川区戸越にあります。東京都では数少ない小児専門クリニックとして、「きれいでやさしい、そして楽しい母と子どものクリニック」を合言葉に、さまざまな小児診療-小児保健活動を展開しています。
  鈴の木こどもクリニック
by 鈴木博
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少し気になる、ちょっとした心配ごと
  | 育児 | 2007-12-17 11:50 |

前回まで、男の赤ちゃんのおちんちんについて、お話ししてきました。それでは、女の赤ちゃんに関してはどうでしょうか。

女の子のわれめに関して

時々、乳児健診のとき、われめ(小陰唇)がくっついて、左右に開かない赤ちゃんを見ることがあります。だいたい、お母さまは指摘されるまで、それに気づかれないことが多いようです。
これを「陰唇癒着症」といいます。

おふろのときに女の赤ちゃんのわれめをあまり洗ってあげないと、分泌物が付着乾燥して、左右の小陰唇を固くくっつけてしまう、「陰唇癒着症」を起こすことがあるようです。見つけた場合は、ピンセット等でていねいに癒着部位を広げて治療します。大体は左右に分かれて元通りになりますが、癒着がひどく、大学病院に紹介した例もありました。

これを防ぐには、日ごろのお手入れが大切なようです。健診のときに癒着は起こしていなくても、外陰部に分泌物がたくさんこびりついている赤ちゃんを見ることがあります。女の赤ちゃんの場合、われめの間も石鹸を用いて、よく洗ってあげたほうがよいでしょう。

癒着を繰り返す赤ちゃんには軟膏を用いることもあります。ご心配のお母さまは、かかりつけの先生に一度ご相談ください。



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少し気になる、ちょっとした心配ごと
  | 育児 | 2007-09-03 08:56 |

何歳ごろころからおちんちんを皮を剥いたら、とのコメントをいただきましたので、今日はそれにも触れながら・・・

おちんちんの皮は剥いたほうがよいか(2)

 それでは1歳以上のお子さまについてはどうでしょうか。鈴の木こどもクリニックの外来で、1歳以上のお子さまのおちんちんをむいてみると、少しはむける(おちんちんの皮が後退し、中の亀頭がみえる)人がだんだん増えてきます。少しでもおちんちんの皮がむければ、将来自然に皮がむけてくることが期待できるので、そのまま様子を見てよいでしょう。

 1歳以上のお子さまで、皮の先端(包皮口)が引っ張っても全く開かず、おしっこをするときに、皮の中がおしっこでぷぅーと風船のようにふくれる(バルーニングといいます)様なら、治療を考えたほうがよいでしょう。

 包茎の治療は、従来はおちんちんの皮を切り取る「環状切除術」という手術が一般的でしたが、最近は「ステロイド軟こう療法」が盛んに行われるようになりました。この方法はおうちでお母さま、お父さまが簡単に行える方法です。手術のような、大掛かりな方法ではありませんが、成功率が高く、お勧めの方法です。
お子さまのおちんちんがむけず、お悩みのお母さまは、かかりつけの先生に一度相談されるとよいでしょう。

ステロイド軟こう療法の実際:
前回お話した、おちんちんの茎の部分を二本の指ではさみ、根元の方向に少し力を入れて均等にひっぱります。皮の先端の膨らんだ部分に病院で処方されたステロイド軟こうを少量すりこみます。べたべた塗る必要はありません。できるだけ皮の先端の内側に塗り込むようにします。1日に朝1回、お風呂上りに1回、計2回塗ればよいでしょう。
1ヶ月ぐらいで、少し皮が後退し、中の亀頭が見えるようになります。でも必ず、かかりつけの先生と相談し、その指導の下で行ってくださいね。

ときどきおちんちんの皮の中に変なものがあると相談されることがあります。(写真上)
これは恥垢です。これは組織のかすや分泌物が皮の中にたまり、固まったものです。無害なので、このまま様子をみていてかまいません。



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少し気になる、ちょっとした心配ごと
  | 育児 | 2007-07-31 17:10 |

 私は鈴の木こどもクリニックで、年間300人以上の赤ちゃんの乳児健診をおこなっています。また、現在「おはよう赤ちゃん」連載中の「月齢別・赤ちゃんの成長追っかけルポ」やさまざまな育児雑誌などで、いろいろなママのご質問や相談事にお答えしています。

 今回のシリーズでは、そのママ達のいろいろなご質問の中から、ちょっとしたことなのにはっきりした解答を見つけにくいもの、いろいろな情報がありどれが正しいか混乱しやすいもの、またはその対処法が最近大きく変わったものなどをピックアップして、お話ししたいと思います。

おちんちんの皮は剥いたほうがよいか(1)

 赤ちゃんのおちんちんの皮を剥いたほうがよいか、これはよく聞かれる質問です。
大雑把にいうと、新生児では10割、乳児では8割、幼児では6割の男の子のおちんちんの皮は剥けません(真性包茎)。したがって、赤ちゃんのおちんちんは、皮を被っているのが普通なのです。皮を一生懸命剥く必要はありません。お風呂に入ったとき、おちんちんをよく洗ってあげれば十分だと思います。特に毎日皮むきをする必要はありません。

 ただし、亀頭包皮炎といっておちんちんが赤くはれ上がり、膿が出るような病気を繰り返す場合は、皮の内部の感染を防ぐため、皮を剥いてよく洗う必要があります。

 皮を剥いて洗う方法は、おちんちんの茎を二本の指ではさみこみ、根元に向けて少しずつ均等にひっぱっります。皮の先が朝顔みたいに丸く盛り上がるぐらいがよいでしょう。赤ちゃんがいやがるようなら、力を弱めます。あまり強く、皮を引っ張りすぎると皮が血だらけになったり(おちんちんの皮は出血しやすい)、茎の部分を締め上げて嵌頓包茎という危険な状態になっったりすることがあるので、注意してください。
少し皮を剥いたら、石鹸で泡立てて洗います。これを毎日繰り返すとよいでしょう。



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熱が出るのは、いいことなのです。(5)
  | 育児 | 2007-06-06 15:05 |

 それでは、赤ちゃんにはどんな解熱剤がお勧めなのでしょうか。

 現在、赤ちゃんに広く使われている解熱剤は、アセトアミノフェン(コカール、カロナ-ル、アンヒバ、アルピニー、ナパ、ピリナジン)です。この薬は安全性が高く、世界中で広く使用されています。日本小児科学会でも2000年12月に、インフルエンザの発熱に対しては、アセトアミノフェンが適当だという、理事会見解を発表しました。他の感染症でも安心して使用できます。その他の解熱剤は、赤ちゃんにはお勧めできません。

 アセトアミノフェンには坐薬と飲み薬(粉薬、シロップ)があります。同じアセトアミノフェンという薬なので、効き目は同じです(坐薬のほうが吸収は速い)。坐薬をいやがったり下痢をしている場合は粉薬が良いし、吐いていたり薬を飲めない子の場合は坐薬が良いでしょう。要は確実にお薬を与えられることが大切だと思います。

 急激に高熱が出た時などで、アセトアミノフェンがほとんど効かないことがあります(もともと解熱作用は弱い)。このような時は、赤ちゃんにとって、発熱が必要な状態なため、解熱剤が効かないのだと考えましょう。解熱剤をさらに何回も使うのではなく、薄着にして風通しを良くし、水分をまめに与え、脇の下やソケイ部をアイスノンや氷嚢(氷水を入れたビニール袋をタオルで包む)などで冷えすぎない程度に冷やして、様子をみましょう(発熱時のホームケアについては、以前、お話しましたね)。

 発熱についてのお話しは今回で終わりますが、要は「熱が出る」ということは、赤ちゃんが病気を治すために自分で作り出した状態なのだということ、解熱剤の使用も含めて、発熱時のお母さまのホームケアの基本は、熱のある赤ちゃんが楽になるようにしてあげる、ということがポイントなのだとご理解くださいね。

(この項終わり)



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熱が出るのは、いいことなのです。(4)
  | 育児 | 2007-06-05 15:03 |

 それでは、解熱剤(熱さまし)は、どのようなときに使ったらよいのでしょうか。そもそも、解熱剤はどのような働きをしているのでしょうか。

 感染症は、病原体がひとの体内に侵入して起こります。侵入した病原体を体の外へ追い出すために、白血球など体を防衛する細胞が病原体と戦います。白血球などは戦いを有利にはこぶため、発熱物質を介して、プロスタグランディンEという物質を放出します。これが体温調節中枢に働くため、ひとは熱を出すのです。解熱剤は、この発熱を起こす物質が出ることを抑えてしまいます。そのため、発熱物質がなくなり、体温調節中枢の温度設定が下がるので、熱は下がってくるのです。

 今までお話してきたように、熱が出ることは体の防衛反応ですから、熱が高くてもお子さまが元気で、水分もとれ食欲もあり、よく眠り機嫌も悪くなかったら、解熱剤を使う必要は全くありません。

 しかし、38.5℃以上の高熱のため、元気がなく、ぐったりしている、不機嫌で食事をとらない、頭が痛そうで泣いてばかりいる、などという状態が続くと、そのままでは体力を消耗し、場合によっては脱水等で入院加療が必要になるかもしれません。ある程度熱が下げれば、お子さまは楽になり、ゆっくり休め、食欲も多少出てくるかもしれません。

 このような時に、発熱に伴う、つらい症状を少し和らげ、体力(自然治癒力)を保つために使用されるのが解熱剤です。

 解熱剤は38.5℃以上の高熱で、赤ちゃんがとても辛そうなときに、頓服で使いましょう。1日3回、他の薬と一緒に飲ませる必要は全くありません。1回使用したら、最低でも6時間は間隔をあけてください。もしも高熱が続くようなら、もう一回、使用しても良いでしょう。ただし解熱剤の使用は、1日に2回までとします。

 また、40.0℃のときに使用して、平熱(36.8℃)まで下がることを期待する必要はありません。これでは体温が一挙に3℃以上も下がることになるのです。38℃台まで体温が下がれば、赤ちゃんもかなり楽になるはずです。解熱剤は平熱まで下がらなければ、「効かない」のではなくて、40.0℃のときに使用して、38.5℃まで下がったら、「1.5℃も解熱した(よく効いた)」と考えてください。



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熱が出るのは、いいことなのです。(3)
  | 育児 | 2007-06-04 08:49 |

 それでは発熱している赤ちゃんが気持ちよく過ごせるためには、どのようなお世話をしてあげたらよいのでしょうか。

 まず、熱があっても食欲があり、元気で機嫌がよければ、あまり心配はいりません。後で述べる、解熱剤も使う必要はありません。熱があって元気な状態こそ、赤ちゃんが一番早く病気から治る、理想的な状態なのです。

 熱のある赤ちゃんの衣服は、ふだんと同じか1枚少なめにしましょう。赤ちゃんは大人の方より、もともと体温が高く暑がりなのです。お母さまの手を背中に入れてみて、汗をかいているようなら、着せすぎと考えましょう。

 むかし、厚着をさせて汗をかかせると熱が下がるといって、厚着を勧める方がいましたが、赤ちゃんが苦しむだけです。決してするべきではありません。逆に欧米では発熱している赤ちゃんの熱を下げるため、水風呂に入れる風習もあると聞きますが、厚着させることと同様、お勧めできません。

 手に触れた赤ちゃんの肌がかっかと火照っているなら、氷水やアイスノンにタオルを巻いて、わきの下やそけい部など下に大きな血管が走っている場所を冷やしてあげると、多少の解熱効果が期待できます。

 また、冷却シートを赤ちゃんが気持ちよさそうなら、額などに貼ってあげても良いでしょう(ただし、シートが熱を持ったら、取替えてください)。しかし、冷やしたタオルも冷却シートも赤ちゃんが嫌がるなら、無理に行う価値はありません。これらは、赤ちゃんが喜ぶときだけにしてくださいね。
また、お湯でぬらしたタオルで赤ちゃんの肌を拭いてあげると、お風呂の代わりにもなるし、お湯が蒸発するときに多少の解熱効果も期待できます。

 高熱になると、どうしても食欲はなくなります。でも無理に離乳食を与える必要はありません。熱は続いている間、食事を取らなかったからといって、栄養不良になる心配はありません。ただし、水分補給は絶対に必要。乳児用イオン飲料やOS1、お茶、番茶、りんごジュースなどを少量頻回に与えましょう。



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熱が出るのは、いいことなのです。(2)
  | 育児 | 2007-06-01 09:07 |

 前回、熱が出るということ自体は悪いことではなく、赤ちゃんの身体が病原体と元気に戦っている証拠だとお話ししました。繰り返しますが、熱は無理に下げる必要はありません。38℃でも40℃でも、発熱という状態には変わらず、40℃だからひどく調子が悪いのだと心配されることはありません。ましてや40℃だから頭がおかしくなる、などということは絶対にありません。

 かぜ(ウイルス性上気道炎)で起きる発熱は、赤ちゃんが病原体をやっつけるために、自分でコントロールしながら体温を上げているのです。したがって、41.5℃以上には体温は上がらず、脳障害をきたすことはないのです。

 ただし、注意しなければならないのは、脳炎のケースです。麻疹脳炎、ヘルペス脳炎、日本脳炎などの脳炎で熱が出た場合は、元々の病気が脳の病気であるために、脳障害の後遺症が残ることも多いのです。この場合は、脳の病気で熱が出たから、脳障害の後遺症が残ったのであって、熱が高くなったから、脳障害が起こったわけではありません。

 また、最近母親がパチンコに夢中になり、駐車場の車内に取り残された赤ちゃんが、真夏で車内が異常に高温になり、熱中症でなくなるという痛ましい事件も起きています。この場合は、環境温度(赤ちゃんの周りの気温)が異常に高くなったため、赤ちゃんの体温も上昇し、43℃や44℃まで体温が上がったとすると、助かったとしても深刻な脳のダメージは避けられないと思われます。

 以上みてきたように、かぜで赤ちゃんが発熱している場合は、頭がおかしくなるという心配はいりません。お母さまは発熱している赤ちゃんが比較的快適に過ごせるよう、いろいろと気を配り、一生懸命に病気と戦っているお子さまを応援してあげてくださいね。



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熱が出るのは、いいことなのです。(1)
  | 育児 | 2007-05-26 09:42 |

 赤ちゃんが赤い顔をしてフーフー言っている。おかしいと思って、体温を測ったら、40.0℃!びっくりしますよね。このような経験をされた、お母さん、お父さんも多いと思います。
よくテレビドラマだと、ここで取り乱した若いお母さんが熱を出した赤ちゃんを抱きかかえて、病院に駆け込み、うちの子どもが熱を出して苦しんでいるのです!お願いです。早く見てください!などというシーンが続くかもしれません。
でも、待ってください。熱が出るということは本当は体に悪いことなのでしょうか。

 熱が出るということは、病原体が赤ちゃんを苦しめ、弱らせるために起こしているのではありません。赤ちゃん自身が病原体をやっつけるために、自分の「意思」で体温を上げているのです。熱が高くなると、人間の体内に侵入した病原体は繁殖しにくくなり、また人間の攻撃力(免疫反応)は増強します。
したがって、熱が出るということは悪いことでは全然なく、赤ちゃんが病原体に打ち勝ち、早く病気を治すために必要なできごとなのです。反対に、未熟児の感染症やお年寄りの重い肺炎でおこる、体温が下がってしまう状態(低体温)は極めて深刻で、危険な状態なのです。

 したがって、赤ちゃんの発熱に気づいたら、赤ちゃんが病原体と元気に戦っているのだと考えましょう。お母さまは発熱している赤ちゃんが比較的快適に過ごせるよう、いろいろと気を配り、一生懸命に病気と戦っているお子さまを応援してあげたいものですね。

 子どもの発熱について、少しお話していきたいと思います。



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赤ちゃんの病気・ケガ&トラブル救急箱
  | 育児 | 2007-04-22 14:06 |

鈴の木こどもクリニックの鈴木博先生が学習研究社から出版されている育児書です。
小児科クリニックでの実際の診療の中から、育児を始めてまもないママに向けて、赤ちゃんによくみられる病気の解説とホームケア、突然の事故やケガをしたときの対処法について、わかりやすく説明してあります。



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はじめての育児百科―0~3歳の心・体・食・知を育む
  | 育児 | 2007-04-21 14:09 |

鈴の木こどもクリニックの鈴木博先生が池田書店から出版されている育児書です。
ママとパパになるための最新育児情報が満載。お世話の仕方から病気・ケガのケア方法、離乳食・幼児食のレシピなどを、イラストや写真を交えてわかりやすく紹介する。親子で遊ぶ語りかける絵本付きです。



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