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鈴の木こどもブログ
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鈴の木こどもクリニック鈴木博先生のブログです
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鈴の木こどもクリニックは東京都品川区戸越にあります。東京都では数少ない小児専門クリニックとして、「きれいでやさしい、そして楽しい母と子どものクリニック」を合言葉に、さまざまな小児診療-小児保健活動を展開しています。
  鈴の木こどもクリニック
by 鈴木博
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新入園おめでとうございます
  | 保育園・幼稚園 | 2008-04-08 11:23 |

③病気になったら

 今までお母さまと2人で過ごしてきた、いわば無菌的な温室の中から、急に病原体のあふれている園=集団生活の中へ入り込んだお子さまは、まずひっきりなしに熱を出すかもしれません。

 「赤ちゃんは免疫があって、かぜをひかないって聞いていたのに」と、時々ご質問を受けることがあります。赤ちゃんの持っている免疫は、最初はお母さまの免疫物質(免疫グロブリンG)を胎盤を通してもらったものだけ。(母乳栄養が始まると、母乳から免疫物質が供給されます。また、生後7ヶ月過ぎからようやく自分の作った免疫グロブリンGも増えてきます。)したがって、お母さまがかかる病気は当然赤ちゃんもかかってしまいます。

 また、赤ちゃんがかぜをひかないのは、最初にお話ししたように、お母さまと2人だけの生活でかぜの人と接触していないから。実際、生後3~4ヶ月でも保育園に預けられた赤ちゃんは、頻回にかぜをひく子も多いです。

 でも感染を怖れてはいけません。赤ちゃんは感染を繰り返して、抵抗力を付けていくのです。肺炎になったり、脱水になったりして、小児科病院に入院する事態は避けなくてはなりませんが、家庭での適確なホームケアにより、元気になれば、段々抵抗力が付いてかぜをひかなくなり、熱を出さなくなるものです。

 近年、病児保育がだんだん増えてきて、いざというときは病児保育所がお子さまをお預かりして保育看護を行う体制が整ってきています。しかし、なるべく病気のお子さまはお母さまが手ずから看病されると、お子さまの病気がどういう状態ならあまり心配なくて、どういう状態のときは警戒しなければならないか、看病を繰り返すなかで経験的にわかってくるものです。病児保育は最後の手段にして、できるだけわが子が病気のときはまず自分で実際に看病して経験を積むことをお勧めしたいと思います。

 また、病児保育を利用したときは、お迎えのときに今日はどのような状態だったか、帰ってから家庭でケアするときに何に気を付けて看病したらよいのか、病児保育のスタッフに確認しておいたらよいでしょう。薬の飲ませ方も具体的に指導を受けるとよいでしょう。

(この項終ります)



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新入園おめでとうございます
  | 保育園・幼稚園 | 2008-04-03 09:11 |

 4月になりました。新入園、入学のシーズンですね。元気に幼稚園、保育園に通うわが子の姿にお母さま、お父さまもさぞお喜びのことでしょう。
 
 でも、保育園、幼稚園という集団生活は病気のるつぼ。入園早々、熱を出した、咳が止まらない、吐いた、などと病気をもらうことは珍しくありません。
そこで、今シリーズは新しい園生活で気をつけること、してはいけないこと、しなければならないことを小児科医の立場からお話したいと思います。

①新しい生活に慣れるように生活リズムを整えましょう。

 決まった時間に起きて、お食事をして、登園する。お子さまもお母さまも最初は新しい生活リズムに慣れるまで大変かもしれません。リズムは同じ時間に同じことをくり返す事で確立してきます。最初が肝心です。お子さまをきちんと起こし、自分も起きて、毎日同じ生活リズムが確立するよう、努めましょう。

 特に朝のお食事は大切です。簡単な食事でよいのですから、愛情のこもった、栄養のバランスに配慮したお食事を作りましょう。朝食を抜くことのさまざまな弊害が指摘されています。朝食を食べてから、お子さまを園に送り出してください。

 お母さまが栄養を考えながらお食事を作ることは、お子さまの豊かな食感を作り上げる土台になるし、お母さま自身が食を考えるよいきっかけになるでしょう。栄養を学び、考えながら、お子さまが喜ぶ食事をぜひ工夫してみてください。(これは朝食、お弁当、夕食全てに当てはまります)

 園やバスの集合場所への道すがら、お子さまと楽しいお話をしながら、歩きましょう。お母さまとの会話のなかで、お子さまはよけい園で過ごす楽しい時間に期待が膨らむと思います。

 帰宅後はゆっくり休息をとらせてください。お子さまも新しい環境で心身ともに疲れています。夕食をとって、入浴し、早めに床につかせるようにしましょう。集団生活を始めた子どもには特に早寝、早起きが大切だと思います。深夜にスーパー等へ連れ歩くのは好ましくありません。

②園での流行情報に注意しましょう。

 今通園し始めた保育園、幼稚園でどんな病気が流行っているか、情報に注意しましょう。溶連菌感染症やアデノウイルス感染症、インフルエンザなどは迅速検査をすれば、感染の有無が比較的容易にわかります。あらかじめ、園での流行情報がわかっていれば、かかりつけの先生にお話しすれば、検査によって診断ができる場合もあります。

 病気はわかれば、治療法や登園できない期間がはっきりします。また、病気の種類によっては、必要ならワクチン接種ができる場合もあります。(水痘やおたふくかぜ、など)
園での流行情報には最大限、気をつけておきましょう。

(この項続きます)



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