妊娠・出産・育児まかせなサイト ピジョンインフォ

鈴の木こどもブログ
blog.pigeon.info/suzunoki/

鈴の木こどもクリニック鈴木博先生のブログです
ようこそ、ゲストさん  | Pigeon.info BLOG TOP | ログイン
お気に入り画像
鈴の木こどもクリニックは東京都品川区戸越にあります。東京都では数少ない小児専門クリニックとして、「きれいでやさしい、そして楽しい母と子どものクリニック」を合言葉に、さまざまな小児診療-小児保健活動を展開しています。
  鈴の木こどもクリニック
by 鈴木博
 ブログ内検索
 
 過去記事一覧
 ・ 地震の後、2…
 ・ インフルエン…
 ・ あけましてお…
 ・ 2010年もあと…
 ・ RSウィルス感…
 カレンダー表示
 2020年 11月 
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
 
 ・ 2021年01月(0)
 ・ 2020年12月(0)
 ●2020年11月(0)
 ・ 2020年10月(0)
 ・ 2020年09月(0)
 カテゴリ
 ・ 保育園・幼稚園(2)
 ・ 病気・ケガ(26)
 ・ 育児(10)
 ・ その他(7)
前の10件   次の10件  
ヒブワクチンがふつうに打てることになります
  | 病気・ケガ | 2010-09-10 14:32 |

ヒブワクチンは従来から輸入量が少なく、ワクチン希望者は医療機関からワクチン会社に登録し、ワクチンが医療機関に送られてくるのを待たなければなりませんでした。
(ヒブワクチンについてはこちらをご参照ください)

それが今年の10月から、国内で賄えるだけのワクチンが輸入できるめどが立ったため、10月以降はどこの医療機関でもほかのワクチン同様、普通に予約し、自由に接種できることになるようです。

DPTと合わせて接種を考えてもよいし、肺炎球菌ワクチンと同時接種も可能です。あとは定期接種化が課題です。

サーバリックスが定期接種に向けて、公的補助が強化される状況のようですが、ぜひ赤ちゃんの髄膜炎を防ぐ、ヒブワクチン、肺炎球菌ワクチン(プレベナー)も、一刻も早く定期接種として認められるよう、みんなで一層声をあげていきたいものですね。

この項終わり。



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(0) |
手足口病
  | 病気・ケガ | 2010-08-04 18:48 |

 マスコミで報道されているのでご存知の方もいらっしゃると思いますが、今日本では手足口病が大流行しています。(→夏かぜの季節②手足口病

 簡単におさらいすると、手足口病は口の中にぽつぽつと赤い斑点と白い潰瘍(アフタ)ができ、手足にも周りが赤い水疱が点在するようになります。あまり高くない熱が2~3日続き(熱が出ないお子さまもいます)、口が痛くてお食事や水分がとれなくなる、やっかいな夏かぜです。

 ただ、手足口病自身は3~7日で自然と症状がよくなる、それほど重くはない病気ですが、まれに髄膜炎を合併します。髄膜炎は、脳を被う膜が炎症を起こすこわい病気です。高熱が出る、頭を痛そうにする、吐く、という症状がみられる場合は、髄膜炎の可能性があります。この場合はいそいで病院を受診した方がよいでしょう。

 手足口病はいくつかのウイルスが原因で起こりますが、コクサッキーA10、A16、エンテロ71という3つが主な病原ウイルスと言われています。今年流行っている手足口病は、このなかで髄膜炎を起こしやすいといわれるエンテロ71というウイルスです。そのため、お子さまの髄膜炎を疑わせる症状にはよく注意してくださいね。
(じっさい髄膜炎を起こすお子さまは少ないのですが。) 

この項終わり。



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(0) |
お知らせ
  | その他 | 2010-07-01 09:35 |

 6月9日に、私が監修した「赤ちゃんのためのCD」3部作(クラシック、オルゴール、童謡)が日本クラウンから発売になりました。

 どのCDも、美しい旋律や懐かしいメロディの名曲が集められています。日頃お忙しいお母さまの癒しになり、赤ちゃんの情操の発達にきっとよい影響を与えてくれると思います。よろしければ、親子でご一緒にお聞きになってください。




by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(0) |
変な色のうんちが出た!
  | 病気・ケガ | 2010-06-28 09:02 |

 前回は変な色のおしっこについて、お話ししました。今回は、その続編として、変な色のうんちについてお話しましょう。ただ、今回の話題は、食事時は避けることをお勧めしておきます。

 赤ちゃんのおむつを替えていると、緑色のうんちが出ていて、ビックリされたことはありませんか。でも、緑色のうんちは黄色いうんちの色素(ビリルビン)が変化して、緑色に見えるだけなので、心配はいりません。

 一般に、黄色、茶色、緑色のうんちは正常です。いろいろな条件下で、うんちの色調が少し変化しただけなのだと考えてください。

 それに対し、赤色、黒色、白色のうんちは異常です。(写真は白いうんちの例)

 赤いうんちは血便です。多いのは細菌性腸炎、つまり食中毒です。病原性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラ腸炎は高率に血便を起こします。また、赤ちゃんの緊急を要するこわい病気の腸重積は、腸の中に腸がはまり込んでしまう病気ですが、やはり血便を伴い、赤ちゃんはおなかが痛くて大泣きします。間欠的に狂ったように大泣きし、ピタッと泣き止み、この繰り返しがだんだん短くなる場合は腸重積の可能性があります。浣腸すると血便が出るのが特徴で、腸重積の疑いがあるときは急いで病院を受診しましょう。

 黒いうんちは血が時間とともに暗赤色に変化した、古い血便のことがあります。

 白いうんちは、ロタウイルス、ノロウイルスなどの冬季乳児下痢症のときに、腸の中でうんちの材料にビリルビンの添加が間に合わず消化不良のうんちが白いままで出てきたものです。また、肝臓や胆嚢などが悪い時は、やはりうんちにビリルビンを排泄できないので、白いうんちになります。

 赤、黒、白のうんちには、十分注意してくださいね。

この項終わり。



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(0) |
変な色のおしっこが出た!
  | 病気・ケガ | 2010-05-19 13:28 |

 赤ちゃんのおむつを替えていると、赤い色のおしっこがおむつにべっとりついていて、ビックリされたことはありませんか。

 「おしっこの色が変!」「血尿かしら?」お母さまもあわててしまいますね。実際、小児科に受診された方もいらっしゃるでしょう。でもそのほとんどは心配ないケースなのです。

 おむつに着いた赤いおしっこは、ほとんどは「結晶尿」といわれるものです。実際の写真をいくつかお示ししましょう。(写真)

 このおしっこの色は、尿中の結晶成分の色なのです。結晶成分とは、おしっこに含まれる尿酸とかシュウ酸という成分が、固まって析出して小さな粒になったものです。特に尿酸は小さな赤ちゃんの場合、急激に身体が発育しているため、新陳代謝の結果大量に尿中に捨てられているのです。これが、暑くて沢山汗をかいたり、飲んだおっぱいの量が少なかったりすると、尿が濃縮し析出してくるのです。これがオレンジ色やピンクの色に見えるのですね。したがって、これは血尿でなく、心配はいりません。一般にあざやかなピンクやオレンジ色のおしっこは結晶尿のことがほとんどです。

 本当の心配な血尿の色は、どす黒い赤からさらに黒い色です。へモグロビンは時間がたつと酸化されて黒く変色していきます。赤黒い色から、赤ワインの色、コーラ色などは本当の血尿の可能性があります。この場合は、腎臓や膀胱、その他の重い病気の症状の可能性があるため、すぐおしめを持って、小児科を受診した方がよいでしょう。

この項終わり。



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(1) |
新しいワクチンについて
  | 病気・ケガ | 2010-05-10 09:19 |

②プレベナー(小児用肺炎球菌ワクチン)

 プレベナーについては昨年の3月12日にお話ししてあった(→プレベナーについて)のですが、ようやく2010年2月24日から接種ができることになりました。

 簡単におさらいすると、プレベナーは子どもに重い肺炎球菌が起こす病気、具体的に言うと肺炎球菌性髄膜炎、治りにくい肺炎球菌性中耳炎、肺炎球菌性肺炎などを高頻度に起こす、7つの肺炎球菌(肺炎球菌自体は90種類以上あります)に対して免疫をつけるワクチンです。Hibのワクチンが、中耳炎を起こすインフルエンザ菌には効果がないのに対して、プレベナーは肺炎球菌が起こす治りにくい中耳炎にも有効です。

 また、Hibのワクチン(アクトヒブ)とプレベナーを接種すれば、年間1000人発病していると推定されているわが国の細菌性髄膜炎の実に90%に効果が期待されるのです。
 プレベナーの積極的な接種をお勧めします。

 WHOも2007年3月に肺炎球菌ワクチンを定期接種に優先的に組み入れることを勧める勧告をだしているのです。

 ただ、プレベナーにしろ、前回述べたサーバリックスにしろ、問題は接種料金の高さと健康被害が生じた場合の法的な保障の整備です。国(役人)に何かしてもらおうとただ待つのではなく、大切なわが子とご自身の健康のために、自分たちが声を上げることが必要です。ヒブワクチン、プレベナー、サーバリックス、さらに水ぼうそうワクチン、おたふくかぜワクチンが定期接種になるよう、皆でさまざまな機会に声をあげたいものですね。

この項終わり。



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(0) |
新しいワクチンについて
  | 病気・ケガ | 2010-03-23 08:53 |

 「ワクチン最貧国」という情けないレッテルが貼られているわが国ですが、昨年から今年にかけて二つの新しいワクチンが登場しました。
 ご紹介いたします。

①サーバリックス

 第一は、昨年12月22日に発売になったサーバリックスです。このワクチンは子宮頚がんを予防するワクチンです。赤ちゃんよりもこのブログをお読みになっているお母さま方にお勧めしたいワクチンです。

 女性の子宮頚がんは年間12,000人が発病し、2,500人が亡くなっている、女性のがんでは乳がんに次いで多いがんで、命は助かっても子宮を摘出しなければならなかった、赤ちゃんは助かったが、お母さまは亡くなったというような悲劇が後を絶たない恐ろしい病気です。

 ところが、この病気はワクチン接種と子宮がん検診で100%防ぐことができるのです。

 がんがワクチンで防げるの?と疑問を持たれるお母さまもいらっしゃるでしょう。実は子宮頚がんはウイルスが起こす病気なのです。

 そのウイルスはパピローマウイルスと言って、いぼなどを起こすありふれたウイルスです。このウイルスの16型、18型のタイプが性交渉で女性に感染すると子宮頚がんの原因になることがわかりました。

 サーバリックスはこのヒトパピローマウイルス16型、18型の感染を防ぐワクチンなのです。このワクチンを接種し、子宮がん検診を受ければ、恐ろしい子宮頚がんは100%防げるのです。

 サーバリックスの詳しい解説は当クリニックのホームページをご参照ください。

 ただ、サーバリックス接種で問題になるのは接種金額の高さです。民主党も子ども手当などとお金をばらまく余裕があるのなら、母と子の命を守るワクチン費用に予算を振り向けてくれればなあ、と思うのは私だけでしょうか。

この項、続く



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(0) |
早いもので、あと数日で年が明けます。
  | 病気・ケガ | 2009-12-28 08:57 |

 今年は1月からインフルエンザが流行りました。まず、香港型、それからタミフルが効かないと大騒ぎになったソ連型、さらに春にはB型と、めまぐるしく、いろいろな型のインフルエンザが流行したのです。

 そしてやっとインフルエンザの流行がおちついてきたなと思ったら、何と今度は新顔の「新型」インフルエンザが誕生し、あっという間に世界中を席巻していったのです。ご存知の通り、新型インフルエンザは5月には日本に上陸し、くすぶりながら流行を続け、秋には通常の冬のインフルエンザの最盛期並みの大流行になりました。東京ですと、11月中旬が流行のピークで現在はかなり下火になってきています。

 このまま、新型インフルエンザの流行が終息していくのか、それとも数か月の期間をおいて、より強毒化した第2波が再襲来してくるのか、予断を許さない状況です。
 かかりつけの小児科の先生に最新の情報を聞きながら、対応を考えると良いでしょう。

 何か、インフルエンザに振り回された2009年でしたが、2010年は病気もあまり流行らない平穏な年になるよう、みんなでお祈りしたいですね。よい年をお迎えください。

この稿終わり。



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(0) |
こどもクリニック-11月
  | 病気・ケガ | 2009-12-16 19:09 |

 狂乱じみた新型インフルエンザ騒動がどうにか落ち着いてきて、クリニックも「普通の」冬の外来のいそがしさに戻ってきています。インフルエンザの勢いが衰えてくると、待っていました、とばかりに今まで頭を押さえ込まれていた?ほかの感染症が流行りだしてきました。

 第一に溶連菌感染症です。この病気は、喉が真っ赤になり、高熱が出て、からだに赤いぽつぽつが出現します。のどの検査で診断がつきます。腎炎にならないように、抗生剤をしっかり飲んで治療する病気です。

 第二にRSウイルス感染症です。これも高熱が出て、胸がぜいぜいしてきます。赤ちゃんが感染すると、細気管支炎という名前の肺炎になって、入院することもある、こわい病気です。この病気も鼻の検査で診断がつきます。

 第三にアデノウィルス感染症です。この病気は5日間40.0℃に達する高熱が続き、扁桃に白いべったりした膿のようなものがつきます。これを滲出性扁桃炎といいます。この病気ものどの検査で診断がつきます。アデノウィルス感染症は眼が真っ赤になると、咽頭結膜熱といって、登園するのに登園許可証が必要な病気になります。(くわしくは夏かぜの季節の項をお読みください)
さらに、インフルエンザとは異なる症状ですが、おなかのかぜ(感染性胃腸炎)も猛威を振るい始めました。

 今の時期は高熱が出ても新型インフルエンザとは限りません。今あげてきた病気の可能性もあるのです。インフルエンザの検査が陰性でも、「症状がインフルエンザみたいだから…」とタミフルを処方されることもあるでしょう。でも、すごく喉を痛がってからだに赤いぽつぽつが出てきた、とか、高熱が続き眼は赤くなってきた、とか、高熱とともにぜいぜいする咳が増えてきた、などと症状が変化してくるときは、もう一度病院を受診して、診察を受けたほうが良いと思います。
 
この稿終わり。



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(0) |
こどもクリニック-10月
  | 病気・ケガ | 2009-11-09 09:14 |

 すでに11月も2週めに入っていますが、おくばせながら10月のお便りを送ります。
 
 とにかく、今クリニックは大混乱です。季節型、新型ワクチンの問い合わせが殺到し、受付事務職員は電話の応対にてんてこまいです。さらに新型インフルエンザの患者さんも多数来院されています。

 東京では、重い基礎疾患のある大人の方、基礎疾患があるお子さま、妊婦の方の新型インフルエンザワクチン接種が11月9日以降に始まります。その後、就学前のお子さまや軽い基礎疾患がある大人の方の接種が11月16日以降、続きます。
 
 新型インフルエンザについては、別稿で詳しくお話ししました。

 今回は、新型インフルエンザワクチンについて、少しお話しいたします。新型インフルエンザワクチンを接種したら、新型インフルエンザにはかからない、と思っている方はいらっしゃいますか。実は新型インフルエンザワクチンを打っても、新型インフルエンザにはかかってしまうのです。ただし、軽く済むことは期待できます。このあたりは普通のインフルエンザワクチンと同じです。
 新型インフルエンザワクチンは発病を防ぐのではなく、肺炎や脳症など、恐ろしい合併症を軽くする効果を期待して、接種するのだとお考え下さい。

 また、今日接種したら、明日からお子さまはインフルエンザにかからないと思っていらっしゃる方はいませんか。新型インフルエンザワクチンは効果が出るのに2週間以上、1ヵ月後ぐらいかかります。そして5ヶ月ぐらい効果が持続すると考えられています。

 これらは季節型インフルエンザワクチンの効果から推定しています(季節型も新型ワクチンも作り方は同じなので)。新型インフルエンザワクチン自身はまだ接種が始まったばかりの新しいワクチンなので、はっきりしたデータはないのです。今後接種が進めば、いろいろとデータが集積されていくと思います。

この稿続く。



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(1) |
前の10件   次の10件  
利用規約 |  ブログの開設 |  個人情報の取り扱いについて |  ピジョンインフォについて |  妊娠・出産・育児情報サイト ピジョンインフォ
問い合わせ |  ピジョン株式会社
Copyright(c) PIGEON Corporation All Rights Reserved.