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鈴の木こどもクリニック鈴木博先生のブログです
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鈴の木こどもクリニックは東京都品川区戸越にあります。東京都では数少ない小児専門クリニックとして、「きれいでやさしい、そして楽しい母と子どものクリニック」を合言葉に、さまざまな小児診療-小児保健活動を展開しています。
  鈴の木こどもクリニック
by 鈴木博
 
 
 
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少し気になる、ちょっとした心配ごと
  | 育児 | 2007-07-31 17:10 |

 私は鈴の木こどもクリニックで、年間300人以上の赤ちゃんの乳児健診をおこなっています。また、現在「おはよう赤ちゃん」連載中の「月齢別・赤ちゃんの成長追っかけルポ」やさまざまな育児雑誌などで、いろいろなママのご質問や相談事にお答えしています。

 今回のシリーズでは、そのママ達のいろいろなご質問の中から、ちょっとしたことなのにはっきりした解答を見つけにくいもの、いろいろな情報がありどれが正しいか混乱しやすいもの、またはその対処法が最近大きく変わったものなどをピックアップして、お話ししたいと思います。

おちんちんの皮は剥いたほうがよいか(1)

 赤ちゃんのおちんちんの皮を剥いたほうがよいか、これはよく聞かれる質問です。
大雑把にいうと、新生児では10割、乳児では8割、幼児では6割の男の子のおちんちんの皮は剥けません(真性包茎)。したがって、赤ちゃんのおちんちんは、皮を被っているのが普通なのです。皮を一生懸命剥く必要はありません。お風呂に入ったとき、おちんちんをよく洗ってあげれば十分だと思います。特に毎日皮むきをする必要はありません。

 ただし、亀頭包皮炎といっておちんちんが赤くはれ上がり、膿が出るような病気を繰り返す場合は、皮の内部の感染を防ぐため、皮を剥いてよく洗う必要があります。

 皮を剥いて洗う方法は、おちんちんの茎を二本の指ではさみこみ、根元に向けて少しずつ均等にひっぱっります。皮の先が朝顔みたいに丸く盛り上がるぐらいがよいでしょう。赤ちゃんがいやがるようなら、力を弱めます。あまり強く、皮を引っ張りすぎると皮が血だらけになったり(おちんちんの皮は出血しやすい)、茎の部分を締め上げて嵌頓包茎という危険な状態になっったりすることがあるので、注意してください。
少し皮を剥いたら、石鹸で泡立てて洗います。これを毎日繰り返すとよいでしょう。



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(1) |
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コメント
山口喜久子 さんより
私も気になっていたので・・・・・
安心しました。
おちんちんをむいたほうがいいのは何歳ごろからですか?
at 2007-08-05 14:44 削除
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