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鈴の木こどもクリニック鈴木博先生のブログです
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鈴の木こどもクリニックは東京都品川区戸越にあります。東京都では数少ない小児専門クリニックとして、「きれいでやさしい、そして楽しい母と子どものクリニック」を合言葉に、さまざまな小児診療-小児保健活動を展開しています。
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by 鈴木博
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熱が出るのは、いいことなのです。(5)
  | 育児 | 2007-06-06 15:05 |

 それでは、赤ちゃんにはどんな解熱剤がお勧めなのでしょうか。

 現在、赤ちゃんに広く使われている解熱剤は、アセトアミノフェン(コカール、カロナ-ル、アンヒバ、アルピニー、ナパ、ピリナジン)です。この薬は安全性が高く、世界中で広く使用されています。日本小児科学会でも2000年12月に、インフルエンザの発熱に対しては、アセトアミノフェンが適当だという、理事会見解を発表しました。他の感染症でも安心して使用できます。その他の解熱剤は、赤ちゃんにはお勧めできません。

 アセトアミノフェンには坐薬と飲み薬(粉薬、シロップ)があります。同じアセトアミノフェンという薬なので、効き目は同じです(坐薬のほうが吸収は速い)。坐薬をいやがったり下痢をしている場合は粉薬が良いし、吐いていたり薬を飲めない子の場合は坐薬が良いでしょう。要は確実にお薬を与えられることが大切だと思います。

 急激に高熱が出た時などで、アセトアミノフェンがほとんど効かないことがあります(もともと解熱作用は弱い)。このような時は、赤ちゃんにとって、発熱が必要な状態なため、解熱剤が効かないのだと考えましょう。解熱剤をさらに何回も使うのではなく、薄着にして風通しを良くし、水分をまめに与え、脇の下やソケイ部をアイスノンや氷嚢(氷水を入れたビニール袋をタオルで包む)などで冷えすぎない程度に冷やして、様子をみましょう(発熱時のホームケアについては、以前、お話しましたね)。

 発熱についてのお話しは今回で終わりますが、要は「熱が出る」ということは、赤ちゃんが病気を治すために自分で作り出した状態なのだということ、解熱剤の使用も含めて、発熱時のお母さまのホームケアの基本は、熱のある赤ちゃんが楽になるようにしてあげる、ということがポイントなのだとご理解くださいね。

(この項終わり)



by 鈴木博 | トラックバック(0) | コメント(1) |
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コメント
ismの嫁 さんより
いつも診療所で、お世話になっております
診療所でのご説明をあらためて文章にて再確認できました
次のTOPICを楽しみにしています
at 2007-06-06 16:25 削除
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