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橋口先生のエッセイをお届けします
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橋口玲子先生は内科・小児科医、医学博士。中国医学を中心に、西洋医学・ハーブ療法・アロマセラピーなどを取り入れた医療を実践されてます。
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気管支喘息
  | 病気・ケガ | 2010-11-15 10:20 |

 気管支喘息という病気をご存知でしょうか。肺への空気の通り道である気管支が収縮する発作を繰り返す病気です。発作を起こすと息を吐くときにヒューヒュー、ゼーゼーする音(喘鳴といいます)がしたり、コンコンとのどの詰まったような咳が止まらなくなったりします。

 喘息発作の引き金はアレルギーだけではありません。子どもでは風邪が最も多い発作のきっかけです。風邪のウイルスの種類によっても発作が起きやすいものがあります。インフルエンザウイルスもそのひとつです。喘息の人がインフルエンザワクチンを打ったほうがいいと勧められる理由は、かかるとインフルエンザそのものが重症化するおそれがあるためと、かかった後、喘息が重くなることが多いからです。風邪そのものは軽くても喘息発作の引き金になりやすいというウイルスもあります。

 気温や気圧の変化が大きくても喘息発作は起こりやすくなります。アレルギー性鼻炎もそうですが、物理的な刺激も引き金になるのです。今年の秋は急に気温が下がったり、朝夕と日中の温度差が大きかったり喘息の悪化しやすい気象条件が続いたからなのか、はやっていた風邪の種類によるのか、9月中旬から喘息発作で受診する患者さんのとても多いシーズンでした。

 喘息の治療は発作の程度とどのくらい頻繁に起こるかで違ってきます。発作は軽いけれど頻繁に起こるという人の場合、「とりあえず発作がしのげればいい」というやり方だと発作の回数が減らないばかりでなく喘息の程度も重くなることが多いので、同じ医師に繰り返し診てもらって治療法を決めるようにしましょう。少し長い目で見ると予防的な治療をしたほうが結局よかったということの多い病気です。

 また、発作を起こすと患者さんは息苦しいので不安な気持ちになることがあります。子どもが発作を起こすと、お母さんは心配して「大丈夫?」、「苦しくない?」とたずねがちです。お母さんが心配そうな顔をしていると子どもの不安は増すので、「お薬をのんだから大丈夫よ」など、安心させる声かけをしてあげてください。発作の時は水分をたくさん摂らないと痰が切れにくい状態が続きます。子どもは咳きこんだ拍子に吐くこともありますが、痰もいっしょに出てよくなることが多いので、怖がらずこまめに水分をあげてください。



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