1週間ほどずっと言い聞かせてきた注射。
この季節がやってきた、インフルエンザ。
去年まではわかわからんと注射受けさせてたけどもう3歳で保育園にも通える年齢やし
インフルエンザ予防注射が必要だとずっとここ1週間言い聞かせてきた。
「たぁくん頑張る!」
ちょっとそんな気になってくれてた。
でも、ついこの間耳鼻科で大暴れして、もう15キロ以上ある暴れるたぁくんを連れ帰るのが大変やったから、あーちゃんとじぃじに応援をお願いしててん。
ゆいちゃんももう10キロあるしなぁ。
近くの病院まで歩いていったんやけどその間は
「注射頑張る!」って言ってたんよねぇ。
いざ2人とも診察室へ。
ゆいちゃんは肺炎で入院したトラウマか、白衣を着た先生を見たとたん泣き出してしまって
聴診も困難やったけど肺炎で退院したばかりだし、先生は無理やり聴診。
「大丈夫やね、打とうか」
ゆいちゃんは大泣きしたけど、無事終了。
「イタイー!」ってないてたけど、すぐにもケロっと笑うように。
大泣きするゆいちゃんを見て、たぁくんは平静やったのに急変!
「いやだー!!!!!」
暴れる暴れるで、聴診もできず。
「こんなに元気なら大丈夫や」と先生もさすが大雑把。
押さえつけて注射して…
たぁくんのパニックは収まらず…走り回って泣きつづけてた。
診察室にもう一度入っていこうとするし。
落ち着かせようと母ちゃんも必死やけどなかなか…
さすがにその様子を見ていたあーちゃんとじぃじもびっくりしてたわ。
「これは大変やな、注射はしばらく付き添うわ」
そう言ってくれた。
結局じぃじが暴れるたぁくんを抱きかかえて、無理やり病院を後に。
でも小児科だけじゃないこの病院では、「うるさいな」という顔で見たりなんか文句つけてくる大人がいたり…。
こっちだってわざとやっとるんちゃうわい!
自分だってそんなに聞き分けのいい子供やったんかっ!
と言いたくなるが我慢。でも謝るのは嫌なので聞こえないふり。
大人の非常識に付き合ってる暇はありませんわ。
子供はそうやって成長していくもんやねん。
泣いているたぁくんは、大好きなうどん屋さんで夕食を食べることで
なんとか収まり、いつものニコニコたぁくんに戻りました。
ゆいちゃんもたぁくんの頭をなでなでして慰めてくれてたで。
たぁくん注射の予定はまだまだあるねんで、頑張ろうな!
|