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この春いよいよ小学生になる、気遣い上手な息子のかず。
何かとお兄ちゃんと張り合いたがる強気娘のなっきーは、今年年長さんになります。
そんな二人に捧ぐ、子供達が成人した時に読んで欲しいママの日記です。
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by KAY |
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また、4人暮らし |
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なんだか肌寒いお天気のまま、しかも子供達(&ママ)は夏風邪の咳が抜けきらず、
ぱっとしない毎日を過ごすこともう半月。
そして今日、おじいちゃんとおばあちゃんが帰って行った。
当初の予定より少し早く帰ることになってしまったが、もはや福島県は大熊には
帰れないと腹を決め、次の生活基盤を作るために長野県へと戻った両親。
老後の家や思い出の品々、友人、多くのものを福島第一原発に奪われてしまった彼らを
元気付けてやることは、娘の私には難しかったように思う。
でも、かずとなっきーの中には、おじいちゃん達と過ごしたこの夏が思い出として
僅かでも残るに違いない。
毎朝、おじいちゃんと二人でてくてくと新聞を買いに行ったかず。
耳が遠くなってしまい、一段と寡黙になってしまったのが娘のママには辛かったが、
それでも一生懸命声を上げて話しかけてくれる心優しいかずが嬉しかった。
ありがとう、かず。
海外生活が長かったおじいちゃんとおばあちゃん相手に、英語の歌を歌いながら
発音を「教える」身の程知らずななっきー。
でも、それは神経質なおばあちゃんにすら、心からの笑いを提供していたように思う。
ありがとう、なっきー。
そして、快く両親を我が家に迎えてくれたパパにも心から感謝。
次回おじいちゃん達に会う時は、風邪も完治させて元気をあげられる位になっていたい。
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by KAY | |
熱、おじいちゃん&おばあちゃん、そして熱 |
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昨日夜、具合が悪いことに気づき熱をはかってみたら、久しぶりの38度。
その事実にショックを受け、ますます具合が悪くなってしまった。
でも風邪薬をのんで、喉の痛み以外、朝にはすっきりとよくなっていたママの
自然治癒力は若い頃と変わっていない。(?)
そして今日お昼すぎ、待ちに待ったおじいちゃんとおばあちゃんがやって来た。
子供達は昨日からいそいそと、出迎えの為の飾り付けに専念していた。
おじいちゃんとおばあちゃんはママの両親で、過日の福島第一原発事故で
大熊町の家を退去せざるを得ない事情を持っている。
未だ完全には立ち直れていないおじいちゃんとおばあちゃん、その二人を慕い、
しきりにまとわりつく子供達が愛おしかった。
暫くはここに逗留することになるので、この日記にも登場人物として
度々出てくることになるだろう。
そして夜寝る頃になって、体調不良を訴えたかず。
喉痛い、熱38度。
しっかりとママの風邪をもらっていたようだ。
明日朝には元気になっているよう祈りたい。
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by KAY | |
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