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この春いよいよ小学生になる、気遣い上手な息子のかず。
何かとお兄ちゃんと張り合いたがる強気娘のなっきーは、今年年長さんになります。
そんな二人に捧ぐ、子供達が成人した時に読んで欲しいママの日記です。
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by KAY |
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北アルプス紀行 【DAY1】 |
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我が家の2011年夏のクライマックス、北アルプスは涸沢まで登ってきた。
数ヶ月前に、私がシングルだった頃一緒に山登りをしていた仲間の一人『隊長』(仮称)から
この夏、子供も連れて登山しないかと打診を受け、即その話にのった。
それからというもの子連れ登山の本を買ってきては夫婦で読み、ネットで装備品を研究し、
週末は必ずといっていいほどあちこちの登山ギアショップをまわった。
アメリカで近くの国立公園をトレッキングしてまわった我が家だが、これほど本格的に
登山をするのは初めてで、靴から何から殆どすべて新調することになった。
ママもかつて若かりし頃に背負っていたバックパックでは子供分の荷物は入らず、
これも又新たに買い足すことに。
(ついでに告白すると、昔穿いていた登山パンツもきつくなっていた!)
子供のギアも結構値がはって、この登山旅行は出費という面ではかなりのものに。
でも、この夏の山登りにはお金に代え難いものがあると、パパとママは信じていた。
■2011年8月12日(金)
朝、なっきーはバレエのお稽古があり、その後荷物をまとめて宇都宮を出発した。
お天気は良く、子供達の気持ちは否が応でも期待に高まった。
新たにオープンした北関東道を走り、夏山を眺めながら、あっという間に
この日の目的地である松本に到着。
ホテルにチェックインをしてから、夕暮れ迫る町を散策した。
意外に小奇麗で赴きのあるその町並みに、パパとママはすっかりご機嫌。
「老後はここに近い郊外にでも住もうか。」とまで話は盛り上がった。
夕暮れ深まる松本城。
初めて見る日本のお城や、それを取り囲むお堀に子供達は興味深々。
提灯のあかりの下、しばし親子は和やかな時間を楽しんだ。
お城を後にした我々は、とある横丁に足を踏み入れる。
川べりに立ち並ぶ小さなお店は冷やかしながら見て歩くのに最高だった。
橋の上には小さなテーブルやらイスが並べられて、即席ビヤガーデンができていた。
小料理屋さんの開けっ放しの扉からは暖かな光と楽しそうな笑い声がもれていて、
ママなんて子供達を振り切って飛び込みたくなったことが何度あったか。
短い時間だったが、松本を堪能した夜となった。
追記:
ここ長野はNHK朝のドラマ「おひさま」の舞台だから、あちこちにポスターやら
のぼりが設置され、毎朝のように「おひさま」を見ている子供達は大喜び。
そして、なっきーが書いた 「おひさま」。
なんか、かわいい・・・
【つづく】
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by KAY | |
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