お腹の張りはなかなか治まらず安静生活はずっと続いた
薬は週数によって使えるものがコロコロ変わるらしく
デュファストン→ズファジラン→ウテメリンで変更されていった
さすがに以前流産した9週、10週目当たりはトイレが怖かった
「出血してたらどうしよう」そんな恐怖でいっぱいだった
そんな恐怖をよそに激しいつわりが襲い掛かってきて
安静で筋肉が落ちたのもプラスしてか体重は一気に4キロ減った
食欲はあるのに食べると気持ち悪いく吐く
それを繰り返していた
そうこうしているうちに
12週、「男の子だね!」先生が言った
・・・・・・・・・Σ(゚◇゚;)
今の時代12週そこらで性別ってわかっちゃうもんなんですね
でも、旦那似の男の子が欲しいと思って私にはすごく嬉しい告知でした
それからも安静生活は続き
毎日食べては寝て食べては寝てを繰り返した
お腹は張っているものの結構順調に進んできていたと思われた経過だったが
そうはうまくいかないもので
「胎児少し小さいねぇ。胎盤も低いし、フリースペースがあるように見える」
フリースペース・・・
一般に人には聞きなれない言葉だろうけど医療人である私にはその意味がすぐわかった
胎盤が剥離している状態、もしくは剥離しかかっている危険な状態ということ
すごーく怖かったけど、さらなる安静でなんとかフリースペースは改善
でもその後も胎児の発育不良と胎盤低置は続いた
18週頃からだったかベビ君がお腹の中で私にコンタクトを図ってくれるようになった
嬉しかった
「僕はここにちゃんと元気でいるよ♪」
そう言ってくれてるように思えた
お腹を蹴られてはたたき返す
これがすごく幸せな時間だった
20週になって病院を大きな総合病院に変わった
「やはりそこでも胎児が小さい、胎盤が低い」
そう言われた
前置胎盤のため帝王切開の手術予定を入れられた
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