りなの学校では、今週Student Leadership Council(生徒会みたいなもの)が音頭をとって、募金活動をしている。
募金先のVariety Clubでは、ハートのピンをつくっていて、3ドル寄付すればハートがもらえる。
我が家では、マッチング・システムをしている。
りなが自分の貯金箱から、1ドル寄付するのであれば、
私もお財布から、1ドルあげて、
だんなもお財布から、1ドルあげる、
という仕組み。
なので、りなが寄付する分は3倍に膨れ上がる。
りなは3ドル持って、学校へ行った。
お迎えのときに、
“ハート買った?見せて!”
というと、
“あのね、買ったんだけどね・・・・なくした・・・”
“えっ、もう?どこで落としたの?探した?”
“・・・うん・・・”と生返事なので、とりあえずもう一度探すため、教室に戻っていた。
廊下をみたり、Lost & Found(落し物をいれておく箱)を見たりしたけれど、それらしきものはなし。
私が一生懸命探しているうちに、ふとみるとりなの姿がない。
探すと、外にでていた。
“もうっ、勝手に外にでてたらだめじゃん。探しちゃったよ!”
もう一度教室に戻って、りなの机の中もチェック。
でも、ハートのピンはなし。
探していると、今教育実習できているイネストローサ先生が、
“りながピンをなくしたとき、Rがわるふざけしてたでしょ?明日Rに先生が(りなのピンをもっているか)聞いてあげるからね。”
と言ってくれた。
すると、りなは、
“もうRのママに聞いたの。持ってないって。”
と言った。
何のことだかさっぱりわからなかった・・・。なに?何?ナニ?
家に帰ってから詳しく聞いてみると、
りながピンをなくしたことに気づいたとき、Rはピンを持ってさわいでいた。
りなはそれが自分のピンなのか、Rもピンを買ったのかわからなかったので、Rのママがお迎えに来ていたときに、
“りなのハートのピンがなくなっちゃったの。Rもピンをもっていたけど、Rもピンを買ったのかな?もしかして、Rがりなのピンも持ってるのかな?と思って・・・”
というようなことを、きいたらしい。
Rは、“僕の自分のピンだよ。”と言っていたらしいが、Rはかなりやんちゃな男の子。
自分の息子の性格を熟知しているRのママは、“家に帰ったら、もういちどRのリュックをチェックしてみるね。”と言ってくれたのだそうだ。
私や先生に言われたからでなく、自分で考えて、問題を解決すべく行動している!
問題解決力が備わってきたねぇ~。すばらしいっ!
と、親ばかな私はすっかり感心してしまいました。
この話をだんなにしたら、彼もおぉ~!と感心していました。
(↑親バカな夫婦だね。)
でも、もうちょっと物を大切に保管する、みたいな感覚も育ってくれるといいんだけど・・・。
っていうか、ピンを落とさなければ、こういう問題もなくなるんだけど・・・。
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