だんなはチャーハンを炒めていた。
私は洗い物をしていた。
りなはご飯を食べていた。
そこで、けいらが、ハイチェアから落下。
どす~っんってすごい音がして、振り向くと、ハイチェアの横にうつぶせで泣いている赤ちゃんがひとり・・・・。
私はさっさとけいらを拾い上げ、よしよしして、だんなの方を見たら、チャーハンを炒めながらこちらを振り返っていたし、りなはきゅうりをつまんでた。
私の行動がすばやくて、だんなの行動がただ単に遅く見えただけか?
それともだんなとりなが悠長なだけか?
まあ、けいらはおでこ右にすこし大きめの薄い青あざができましたが、何はともあれ、大事にはならずよかったです。
どうやって落ちたんだろう?(ってベルトをさせていなかった私の落ち度ですが・・・)
と、ご飯を食べながら言ったら、りなが、こうして、ああして、と細かに説明し始めた。
“あんた、見てたの?”
と聞いたら
“うん。”
だって。おいおい・・・・。
“そういう時は、‘けいらちゃんが落ちそうだよ~’って教えてよっ。”
というわけで、その後りなに
“おかあさんっ、あぶない。けいらちゃんがおちそうだよ。”
というセリフを何回か練習させた。
って、そんなことりなに練習させる前に、けいらが落ちないようにすることが先決だよ。
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