正確に言うと、親戚ではないのですが
ワタシがぼ~ん。家へ嫁ぐ前から
大変お世話になってきたオジさんです
そのオジさんが 大晦日の朝に
覚めるコトのない眠りに就いてしまいました
とーさんは、元旦の日に
親戚との電話で知ったそうです
ワタシが知ったのは、その晩のコト
「 ビックリしないでね 」 と断りを入れて
気遣い乍ら話してくれたのですが
「 嫌だ・・・ 」
と思わず漏れたその一言以外
言葉が見付らず、黙ってしまいました
とにかく頭ン中が真っ白で
というか、空っぽで
その事実を自分の中で
どう理解して、どう整理して好いのか?
解らなくなってしまいました
いつも明るく、声高らかに笑い
社交的で、話題豊富だったオジさん
義父の茶飲み友達だったオジさん
コーヒーがだいすきだったオジさん
年末、体調を崩した義父を見舞い
毎日足を運んでくれたオジさん
いつ何処で会っても元気印
笑顔の見本みたいに笑いかけてくれるオジさんだから
家族も、ワタシたち周囲の誰もが
気付いてあげられなかったけれども
本当はこの頃既に オジさんも
自身の変調に気付いていたんですね
健康維持のための日課のお散歩に
毎朝、義実家の犬を伴うので
「 あ、(ワンちゃんの) ウ○チ (係) のオジさ~ん 」
と茶化して呼ぶと
「 わっはっはっは、違うだろ~ 」
と満面の笑顔で返してくれたオジさん
「 おぅ、がんばって、おかーちゃんしてるなぁ 」
「 ん?チビたちは今日はどうした? 」
「 こどもたちに風邪なんかひかすなよ! 」
「 ちびぼ~ん。、大きくなったなぁ~
益々曾お爺ちゃんに似てきたなぁ 」
商店街で、公園で、駅前通りで、
歩いていると よく会うオジさんだったので
近所をウロウロしてたら
今でもまた会えるんじゃないかって
島からコチラに戻って 直ぐその足で
オジさんの家にお線香をあげに行きました
本当でした
頭ン中ぐるぐる回転させて
やっと出した結論は
もしかして冗談じゃないかって
「 んなワケ無いだろ~ 」 ってオジさんが
笑って出迎えてくれるんじゃないかって
でも、本当でした
オジさんは、天使って柄じゃないケド
博学で、気配りの天才だったから
空の上で必要だって思われて
呼ばれちゃったんじゃないかなって思います
それにしても、本当に
急過ぎた旅立ちでした
どんなに言葉を並べても
表し切れないたくさんの想いが
胸の奥に詰まって絡まって
苦しくて堪らないです
誰でもいつか ”終わり” を迎えると理解して居ても
ワタシの周りの大事なだいすきな人たちは
変わらずずっと居てくれるモノだって疑わなかったので
どう処理して好いのか未だに解らないで居ます
ちびぼ~ん。なんて
身近でなかった ”終わり” が
急にリアルになってしまったので
とーさんが高熱で寝込んでしまった昨日
『 とーさんは、死んじゃわないお病気だよね? 』
と、思い切り不安な顔でワタシに確認していました
オジさん、沢山の愛情をほんとうにありがとう
オジさんが安心して休めるように、しっかり生きていくね!
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