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ただ今、11歳の殿と10歳の姫のママです。
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by きょうか |
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読み聞かせ |
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殿は本が好き。
飽きるまで、何度でも同じ本を親に読ませ、自分が全文暗記できるようになるまで話してくれない。
で。
先日は、父が殿に捕まって、本を読ませられていた。
「アンパンマンは、言いました。
「君のうち、ずいぶん遠いんだね」」
読みながら、父は眠くなってきたらしい。
読むのが億劫になってきたのか、こともあろうに、
「ほら、僕の顔をお食べよ
そうして、アンパンマンは死んでしまいました、
おしまい」
勝手に、アンパンマンを殺してしまった(ーー;)!そして、本を閉じる。
すると、それをみた殿、
ふかぶかとお辞儀をして、
「どうも、ありがとうございました(*^_^*)!」
保育園で、いつもそうやって丁寧に先生にみんなでお礼を言っているのであろう。
嬉しそうに、父から読みきった(らしい)本を受け取っている。
ほら! 父は、複雑な顔!!
「勝手に殺しちゃったのに、丁寧にお礼言われてすごく後味悪いでしょう」
「うん・・・・・・・(T_T)」
「もっと、真剣に接してあげればよかったと思ってる?」
「うん・・・・・・・・・・・・・」
子供って、いつも真剣だから。
子供のふりみて我がふりを直さねばと思うことがたくさんあります。
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