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登園③ おまけ |
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子育ては親にとっても何かしらと「初めての経験」が多くなります。最初から親として生まれてくる人なんていませんからね。あれこれ悩んで、あれこれ腹を立て、あれこれ泣いて、そしてあれこれ笑って、子供と一緒に成長し、家族の絆を作っていく。そんなものでしょう。
ただし、子供の成長段階についてちょっと勉強しておけば事前に策を講じる事ができるもので、起こりうる困り事のほとんどは軽減するものだと感じます。生活習慣も交友面も学習面も、ちょっと予習しておけば「その時」が来ても子供が割合にすんなり馴染んでくれるんですよね。
朝寝坊が普通って子に「来週から幼稚園だから今日から早寝早起きで」なんて事が出来るわけありません。でも、外遊びするようになったころから将来を見越した生活リズムに切り替え、お昼寝の時間で調整をとるようにしていくのは、割と簡単に対応出来ちゃいます。
また、机に向かってお絵かきや、間違いさがし,点つなぎといった簡単なパズルをするなど、一日15分でも「机に向かう習慣」があれば、将来に「遊んでばかりで宿題をしない」とか、「授業に集中できない」って事に繋がりにくくなる。これも机に向かう習慣自体が無い子に「今日から小学生だから毎日20分机に向かおう」なんて出来るわけがないことなんですね。
幼稚園の頃から絵本を音読するのを聞いてやったり、友達とのお手紙交換などを経験させておけば、小1のひらがなやカタカナの授業で困るなんてことはおきるはずもないし、食事やお風呂など、基本的な生活パターンを決めて生活していれば、時計の見方は自然と身に付き、時間に従った自発的な行動が出来るように習慣が付く。要するに、『できて当然』が要求される年齢になる前から類似経験を積ませておくことで、『その時』になってもギャップ無しに対応が出来る。生活と遊びの中に、先を見越した下準備を混ぜておくわけです。
後手に回るほどに時間的・精神的な余裕が確保できず、達成難度が高まるばかり。でも、日常の中で「次の成長ステップ」に備えることが出来ていれば、子育ての「苦労」を意識することは激減し、親子共にストレスを感じる事が無しですむ・・・はずですよ(^^;
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by 香里山父ちゃん | トラックバック(0) | コメント(0) | |
登園② |
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昨日は毎年この時期には朝の下駄箱で泣く子がいるものだって書きましたが、予防接種を察知したペットのように、家から出ること自体を拒否する子もいます。そんな時に、「園に行くのが子供の役割」なんて事を説いて聞かせたりもするものですけど、そんな説得が効果を上げることの方が珍しいでしょうね。
我が家の場合は「今日は父ちゃんじゃなく母ちゃん(と一緒に行くの)がいい」って気持ちの切り替えに逃げ道があったから、割合にマシでした。「母ちゃんとなら行く」って自発的な言葉は「約束」として機能するので、坊主の気持ちの切り替えのきっかけにできたわけです。
朝のイヤイヤは、それまで子供の「嫌」がどのように家庭で許容されてきたかって話に行きつきくと思います。「園に行くのは嫌(不安:怖い)」っていう子供にとって、その対案が「家にいれば安心:楽しい」であれば、後者を選びたいというのはむしろ当然の事。大人だって面倒事や嫌なことを「避けたい」と思うのが当たり前です。
ですから、「園に行かないと大変な事になる」って思わせる事は、一つの対処方法となります。例えば登園しないなら代わりに一人で留守番をさせるとか、なじみのない場所で一人で待たせるとか、オヤツなしで一人で部屋の片づけ等の「仕事」をさせるといった、子供が「避けたい」と感じる事を登園の対案に据える事で、子供にとって園に行く方がマシだって思わせる環境を用意するわけですね。
「お腹痛い」となんて偽病に対しては、医者に注射打たれたり苦い薬を飲まされるとか、大人しく一人で寝ていないといけないなんてトラウマ体験をしておいてもらいますかね(^^;
また、すでに「嫌」ってなった子には効き目が薄いですが、上記の逆の方法もあります。つまり、園に行く魅力の方を高める方法ですね。
前年までにプレ保育のような体験で園での活動に慣れさせておくのも一つですし、園に早めに行って教室や園庭を一緒に散策してまわり、そこにあるものを一緒に観察するのもいい手です。先生方や友達と挨拶を交わしたり、飼育動物や園庭の花や虫などを観察して回るうちに他の子も寄ってきたりして友達もできるから、馴染みがない場所っていう苦手意識から消していくわけです。
毎日帰宅時に今日は園で何を見つけたってお話をしてもらうのもいい事です。家族が楽しんで話を聞いてくれれば子供だってまた話したいって気持ちを持って、話のネタを探す方に意識が向いて苦手意識なんて消えていくでしょう。
なお、せっかく園に慣れてもGWや夏休みを家族と楽しく過ごしてまた登園拒否に戻っちゃう子もいます。
だから休暇中も、楽しい思いをしたときに「今度園に行ったら『○○楽しかった』って先生に教えてあげよう」って前振りをしておくといい。それによって子供も園に行く目的を前向きに意識出来るから「新入生返り」をせずに済む可能性が高くなるはずです。
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by 香里山父ちゃん | トラックバック(0) | コメント(0) | |
登園① |
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4月から四男坊主の幼稚園の登園時間がちょっと遅くなり、私が通勤前に送っていくことが出来なくなりました。今年は登園も母ちゃんにお任せです。四男坊主は母ちゃんも大好きなので、しっぽ振るようにして元気に一緒に歩いて登園しています。
毎年この時期には幼稚園の門や下足箱のところで涙に暮れる子が出ます。核家族の専業主婦家庭では毎日母子一緒に行動するのが当たり前なので、こういう時になかなか別れにくいんですよね。我が家の坊主達も気持ちを切り替えられるようになるまでにちょっとかかりました。
大人にとっては園や学校に行くってのはもう当たり前の事ですが、子供にとって「一人で別行動」ってのは迷子になるようなもの。漠然とした不安に押しつぶされそうになるのも仕方がないところなんですね。
お母さんもそんな子を残して離れがたいでしょうが、そこはちゃんと子供に「いってらっしゃい」ってケジメをつけて、あとは先生に任せて振り返らずに帰りましょう。どんなにパニックになる子でも、先生にとっては毎年の事ですから慣れてますし、園の楽しい活動が始まっても一日泣いて過ごすなんて子はいません。先生やクラスメイトに誘われるうちに、気持ちを切り替えて遊び始めるものです。
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対処案など、長くなりそうなのでまた明日
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父親参観日 |
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四男坊主も幼稚園に行き出して早2か月です。
園で毎日元気に遊んでいるのでしょうが、帰ってきてマッタリしていると椅子に座ったまま寝落ちって事も多いようです。1歳ごろにも夕食のお皿に突っ伏して寝た事を思い出しますが、これはそのうち転落するんじゃないかなー(^^;
さて、日曜は四男坊主幼稚園の参観でした。
園庭で一緒に遊び、リズム遊びを眺め、一緒に片栗粉粘土に手を突っ込んで遊びつつ、並行して他の子供達と、その相手をするお父さん達の方も眺めてきました(笑)
幼稚園年齢になると、わりと性格が固定して個性が出てきます。
皆で並ぶときでもパパから離れようとしない子、何だか知らないけど泣き続けてた子、もっと遊んでいたいと片づけを嫌がって「父さん嫌い」と駄々こねる子、・・・いろんな子がいて面白いです。
歌を歌わせると、音程構わず大声合戦のように歌う子がいるってのも幼稚園児の面白い所ですね。
楽しく午前中を過ごしてきましたが、四男坊主と遊ぶだけじゃなく、他のお友達を紹介して貰えば良かったなー(^^;
四男坊主と「朝一番」の座を争っている(?)お友達もお休みだったのがちょっと残念でしたね。
話をする余裕までは無かったですが、面白そうなお父さんは一人二人、名前覚えてきました。夏休みの美化作業の時にまた会えるでしょう。
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幼稚園坊主 |
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四男坊主君はすっかり幼稚園に馴染み、お友達が何してたとかその日の園生活の報告もちらほら聞けるようになってきました。「今日は○○君が水道を爆発させたよ」とか、内容的には???な報告だったりするのがまた面白いですね(笑)
就寝が早いので夜には会えず、翌朝に話をするのですが「忘れた」になっちゃってることが多いのが残念。文章なくていいから帰宅後にその日あった事の絵日記描いておいてくれないかな~(^^;
登園も、初めの内の2~3日は「母ちゃんと行きたい」って泣いてゴネた日もありましたが、すぐに私と行くのが当たり前になりました。毎朝、シッポ振ってスキップするみたいにして歩いてます。幼稚園を楽しめてるんだね。
ちなみに帰りの会が終わって出てきた時に母ちゃんを見つけられないと、たちまち泣きそうなショボン顔になっているそうです。
ほんと母ちゃん大好きなんだから、もう(^^;
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さぁ、幼稚園だぞ |
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来週はいよいよ四男坊主の入園式です。
この週末の間に、
・制服の着替え、上履きの履き替えの練習
・幼稚園まで一緒にお散歩に行って通園確認
・あいさつやお返事の練習
・登園したら何をするかを兄坊主達に教えて貰う
・カバンの片づけなど、帰ってすぐやる事の確認
・「順番に使う」事の練習
といった「予行練習」をしておきましょうかね。
いちいち言わずとも自分で考えて行動して貰うため、兄坊主達の時みたいに「持ち物チェック表」や、「やる事チェック表」を描いて、壁に貼り出しておくとしましょう。
四男坊主は一人でのトイレ、着替え、履き替え、あいさつ、お箸、歯磨き、仮名読み、といった基礎的な習慣事についてはもうクリア出来ているから、基本的に「園」「先生」「級友」という園の環境に馴染めば、何ら問題はおきないはず。
元気に楽しんで行ってくれることだけが願いです。
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幼稚園に行く? |
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4月から幼稚園って子はいますか?
今の家に越して来てからは、私が通勤途上で上坊主達を幼稚園に連れて行ってました。
毎年4月やGW明けには泣きながらママさんに引っ張られるようにして登園して来る子を何人か見かけたものですし、我が家の坊主達でさえ登園を渋った事が何度かあります。四男坊主はどうなるかなー。
登園を渋る子は、「大勢いる中に1人」ってシチュエーションを怖がっている子がほとんどです。「家でママと楽しく過ごしていたいのに~」って逃避を願うのですね。だから幼稚園で楽しく過ごせるようになるとじきに治まる。慣れたら門の所でバイバイも出来ますが、初めは無理な子がほとんどですね。
要は子供の性格を読み、その気になるように働きかける事。兄姉や近所のお友達と一緒に通園できれば、具体的な例が目の前にいるわけですから比較的楽でしょうね。
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我が家の坊主は「朝一番にやる習慣事」が出来たらもうOKでした。
まずは散歩気分で花壇の花を眺め、川の流れを眺め、と30分ほど歩いて登園したり、園について先生に挨拶してから園庭をぐるっと回ってチャボやウサギに挨拶してから別れたりと、ルーチン的な「緩衝タイム」を設けてました。雨の日は教室まで一緒に行って連絡帳やタオルのセッティングを見守って、カベの絵などを褒めたりもしましたね。お散歩してから勤めに出るなんて、ある意味優雅なものです(その実は遅刻せぬようにダッシュしたりで優雅のカケラもないですけど)。
難行が予想される子供なら、そろそろ下準備を初めた方が良いかもしれません。
例えば、サイズ確認を口実に制服や体操着を着せて写真を撮り、プリントしてデコ文字入れたものをカベに貼ったりして4月からの姿をイメージさせる。更に知り合いに根回ししておいて制服姿の子供を見せ、「かわいい」「幼稚園いいなー楽しそう」「大きくなったね」など「プラスのイメージ」の言葉を沢山聞かせてもらう。そんなことでも興味が不安を上回っていきそうですよね。
「行けば何とかなる」って感じの子ならそれだけでもう十分なほどです。
我が家の坊主達のような甘えっ子は、時間ぎりぎりに登園するのではなく朝早くに行くことをお薦めします。早出の先生が暫く相手をしてくれるんですよね。幼児大勢対先生1人ではなく1対1ですから、結構落ち着いて話も出来ます。動物の世話や水やりといった「朝の支度の手伝い」をすれば先生に「ありがとう」って言って貰えるから子供も良い気分になって先生に慣れさせる事ができますし、同じように早く来る子同士で仲良しになることもあります。早起き早寝の習慣にも繋がって朝の支度に余裕ができることも期待できますし、早登園は3文の得どころじゃないんですよね。
朝の支度が不安な子供は、今から早起きして近所をお散歩する習慣をつけておくと良いかも。早起き早寝のリズムを作っておくわけです。日ごろ夜更かしさせておいて「明日からは幼稚園だから早く起きるように」って言っても無茶な話ですからね。
家を出る予定の時間に合わせて、着替えや準備のシミュレーションもしていけばいい。春からは服が制服になり、お散歩バッグが通園カバンに代わるだけのこと。あわせて時計の針の位置を確認して、「今は何をすべき時間」なのかを自分で考える習慣をつけられれば言う事無しですね。
時計の横に、針の位置とイラストで行動予定を貼っておくと子供も解り易いでしょう。
ともかく、親が率先して手本を見せる事から始まります。親が引っ込み思案していたのでは子供に何も伝わりません。「他の人との関わり方」や「常識」というものは、親や友達を通じて学ぶ物だと思います。特に「おはようございます」といった朝の挨拶はポイント高し。親が先生に「元気に挨拶」してみせることはとても良いスタートになるでしょう。
まぁ私の場合はその辺が高じてPTAも引き受けちゃったんですけど、それもいい感じで坊主達に伝わったと思っています(笑)
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園庭清掃 |
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園庭清掃
今年もPTAによる園庭清掃の日がやってきました。
とはいえ、すでに今年で3回目の参加となる当方としては要領も分かっているし、今年は役ももらっていない分お気楽参加です。
作業ズボンのお古を穿いて頭に帽子かぶって、ゴム引きの軍手と剪定ばさみを用意して望みます。
時間前に、園の設備道具から枝切りバサミを1丁確保。
作業開始早々に、砂場の日よけでもある藤棚に取り付き、さっさと上に登ってしまいます。
・・・炎天下だし、他の作業の方とのお喋りは出来ないけど、藤棚の上は確実に蚊に追われる心配が無いのだ。
どうせパパさん同士はそんなにお喋りもしないしね(^^;
数年以上の代にわって適当な伐採が繰り返されてきた藤棚は、延びたツルで知恵の輪状態。
絡まりあった枝をほぐしながら、葉のないツルを枝分かれポイントまで遡って切って絶対数を減らしつつ、風通しを悪くしている枯れ枝や枯葉は全て落とす。去年は藤棚の半分までしかできなかった分、心残りを思う存分処理してきました(^^;、
それにしても。
今年藤棚に上がったパパさんたちは私を含めて4人でしたが、皆さん容赦ない方だったようで、作業終了後には緑が1割ほどしか残ってなかった気が・・・特に東北の一角は日避けとしての効果すらあまりないような状態。あのパパさんの子はさぞ鍛えられることだろう(^^;;;;
まぁ、おかげで虫が溜まりそうな枯葉や枯れ枝は全て落とせたし、藤は結構平気で次の葉を出してくれるって去年の作業で知っているから個人的には良しとしますが、子供達にはしばらく帽子かぶって遊んでもらわなきゃね(^^;
この藤棚をキウイか何か食べられるものに植え替えたいなぁという密かな野望があったりもしますが、さすがにその機会は来ないでしょうね(^^;
あと、作業終了後のどさくさに紛れて、梅の木を影にしてくれてたコナラやシイの木の太い枝をばっさりと落としちゃいました。
あぁすっきり。天辺の方も切っておきたかったけど、まぁそれは次の機会だな(笑)
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by 香里山父ちゃん | トラックバック(0) | コメント(0) | |
今日からお弁当。 |
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三男坊主君も今年から幼稚園児。
といっても、三男坊主は2年連続で上坊主達のお迎えのために母ちゃんと園に通っていたので、園通いには慣れてます。
園までは1km弱で、普通に歩いて20分足らず。
年長さんの次男坊主は小学生の登校班に混ぜてもらって園の門まで送ってもらえますが、年中さんの三男坊主は、私が毎朝通勤ついでに園まで送っていきます。
私の自転車には補助椅子を付けてないので、片手で自転車を押しながら反対の手を繋いで一緒に歩くのですが、三男坊主は小走りに幼稚園に向かうため、いつも先に行こうと私の手を引っ張ります。子犬の散歩みたい(^^;
小さい背中がトコトコ揺れて、可愛いですね。
さてその三男坊主も今日からお弁当。母ちゃんもいよいよフリー(?)タイム増です。
専業主婦(主夫)の時間って、一見フレキシブルに組み替えて予定を組めるように思えるけど、実は他人の時間に拘束される時間というのが少なくない。
家族を送り出す時間やお迎えの時間、各お店の開店時間やタイムセールの時間、オヤツの時間や習い事に送り出す時間、etc.。とにかく他人の都合に合わせる時刻時間が一日の間に細切れになって存在するものだから、中途半端な時間を有効活用できるかどうかで、一日の作業処理量が大きく変動するものです。
三男坊主がお弁当になって昼前のお迎えがという拘束時間が一つ減ったから、気分的にも家事をやりやすいことでしょう。
ちなみに今日の午後は長男坊主の家庭訪問。
我が家の応接室はプレイルーム兼用なので、昨日は坊主達にお部屋の片付け&掃除機がけをしてもらいました。
※坊主達のおもちゃは片づけ場所を坊主達に決めさせているので、基本的に大人は手を出さないの(^^;
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by 香里山父ちゃん | トラックバック(0) | コメント(0) | |
幼稚園に期待するものって、なんですか? |
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この1年の間、PTA副会長として幾つかの行事で主幹を取ってきましたが、行事のあとでアンケートなど取ってみると、回答者ほぼ全員の満足回答の中に1件2件、否定的な回答が含まれることもありました。
先日に、一年を通しての園に対するご意見のアンケートも拝見しましたが、統計的に見てやっぱり3%ほどは否定的な意見が出るものなんですね。
ちなみに「○○できていればもっと良かったと思います」、なんて書き方ならこちらも「そうですねぇ」と頷くところもあるのですが、「○○じゃなかったからダメ」みたいな書き方されていると、「なら最初から手を上げて発言をいただけば良いんですよ」と感じます。
出来ることをしないでおいて、文句だけ言うというのは共感を得ることはできませんよね。
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さて、園に寄せられたアンケートの中では、お遊戯会なんかでも「もっと凝った演出を」なんて趣旨のご意見が出てましたが、それは考え方の違いと感じました。
坊主達の園は市立幼稚園で、園児たちと「一緒に考え」て、成長を「見守る」のが基本スタンスです。お遊戯会でも子供達とどういう格好をするかとか、話し合って子供達の考えを組みあげている部分が多いんです。
先生の多い私立じゃないんだから、キメ細かなサービス提供を期待するのはお門違いと思うんだけどな、というのが母ちゃんと私の統一見解です。
ちなみに長男坊主は一年間、大阪で私立幼稚園に通ってました。
そこはバス通園だったので、下坊主2人抱えた母ちゃんにとって負担が少ない選択だったのです。
園児たちは結構歯応えのある活動に日々取り組んでいて、製作物でもテーマが先生から具体的に設定され、プーさんなどのキャラクター物も取り込んだ格好いい製作をし、劇のセリフを覚え、合奏の練習をし、屋内プールで泳ぎ。きちんと時間割に沿って活動をやる感じでしたね。
でも・・・それは「自分のしたいこと」を見つけるよりも「するべき課題」をやっている感じで、長男坊主は今ひとつ楽しくなかったようです。
まぁそのへんは人それぞれ。要するに、ウチの坊主達の肌に合わなかっただけなんでしょうが。
というわけで母ちゃんとも「長男坊主でアレじゃ、自由奔放な次男坊主は馴染めないだろうね」と話し合い、次男坊主はちょっと離れているけど公立の幼稚園にしようか?なんて相談してるなかの転勤話に乗っかって。
結局、長男坊主の年長春から今の園にお世話になってます。
今の園はキッチリとした課題を与えてこなすのではなく、自分で考えて実行するという主体性を大事に、言い方はアレですが、問題が無い限りある程度放っておいてくれる園です。
「汚すとき/汚したとき用の着替え服」をいつも園に置いてあり、そしてそれらは頻繁に洗濯が求められる(^^;というくらい、外遊びが人気で、園庭で木登りなんかもできるし、隅には野菜畑があってここで取れた野菜でカレーを作ったり焼き芋焼いたりと、地産地消/スローフードをまさしく実践しています(笑)。
動物系だって、兎、ニワトリ、小鳥、金魚、メダカ、ザリガニ、カメ、鈴虫、バッタ。果てはミミズや団子虫まで教室の箱で子供達が世話しているという有様で(?)。
要するに庭で焚き火が出来るくらいのプチ田舎って事なんですが、この園には長男坊主も元気に通ってくれました。もちろん、次男坊主も元気いっぱい通っていますし、三男坊主も4月から元気に通うことでしょう。
上坊主達を見ていると、放っておかれる分だけ自分や友達と一緒に「考える」時間を持つようになり、自分が見つけたものや見つけた事を大事にしてくれるようになった気がします。
もちろん、たまたまそんな成長時期にあたったってだけかもしれませんが、それでも私達親子は今の園に大変満足していますし、私が1年間、PTA本部役員を引き受ける気になった一つの理由であると思います。
親は様々な理由で幼稚園や保育園を選ぶわけで、年が明ける前からアレコレと悩んでいたパパママも多いことでしょう。まぁ子供の事を考えながらも結局、親の都合や主観、地域の事情ってのを排する事なんて出来っこありませんし、どんな園が我が子に合うのかは実際に経験してみるまでは分からないもの。園で仲良しの友達が出来るかどうかという重大な変数も後々大きな影響をもってきますしね。
つまるところ、園だけに縁が頼りってことかもしれません。皆が良いご「園」にめぐり合えると良いのですが。
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つづく
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by 香里山父ちゃん | トラックバック(0) | コメント(0) | |
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