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長男、次男、三男、四男の坊主そろい踏み。 家族6人楽しく暮らしてます(^^)。
坊主達にはナイショで書いてるブログなので、坊主達には秘密にしといて下さいね(^^;
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by 香里山父ちゃん |
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登園② |
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昨日は毎年この時期には朝の下駄箱で泣く子がいるものだって書きましたが、予防接種を察知したペットのように、家から出ること自体を拒否する子もいます。そんな時に、「園に行くのが子供の役割」なんて事を説いて聞かせたりもするものですけど、そんな説得が効果を上げることの方が珍しいでしょうね。
我が家の場合は「今日は父ちゃんじゃなく母ちゃん(と一緒に行くの)がいい」って気持ちの切り替えに逃げ道があったから、割合にマシでした。「母ちゃんとなら行く」って自発的な言葉は「約束」として機能するので、坊主の気持ちの切り替えのきっかけにできたわけです。
朝のイヤイヤは、それまで子供の「嫌」がどのように家庭で許容されてきたかって話に行きつきくと思います。「園に行くのは嫌(不安:怖い)」っていう子供にとって、その対案が「家にいれば安心:楽しい」であれば、後者を選びたいというのはむしろ当然の事。大人だって面倒事や嫌なことを「避けたい」と思うのが当たり前です。
ですから、「園に行かないと大変な事になる」って思わせる事は、一つの対処方法となります。例えば登園しないなら代わりに一人で留守番をさせるとか、なじみのない場所で一人で待たせるとか、オヤツなしで一人で部屋の片づけ等の「仕事」をさせるといった、子供が「避けたい」と感じる事を登園の対案に据える事で、子供にとって園に行く方がマシだって思わせる環境を用意するわけですね。
「お腹痛い」となんて偽病に対しては、医者に注射打たれたり苦い薬を飲まされるとか、大人しく一人で寝ていないといけないなんてトラウマ体験をしておいてもらいますかね(^^;
また、すでに「嫌」ってなった子には効き目が薄いですが、上記の逆の方法もあります。つまり、園に行く魅力の方を高める方法ですね。
前年までにプレ保育のような体験で園での活動に慣れさせておくのも一つですし、園に早めに行って教室や園庭を一緒に散策してまわり、そこにあるものを一緒に観察するのもいい手です。先生方や友達と挨拶を交わしたり、飼育動物や園庭の花や虫などを観察して回るうちに他の子も寄ってきたりして友達もできるから、馴染みがない場所っていう苦手意識から消していくわけです。
毎日帰宅時に今日は園で何を見つけたってお話をしてもらうのもいい事です。家族が楽しんで話を聞いてくれれば子供だってまた話したいって気持ちを持って、話のネタを探す方に意識が向いて苦手意識なんて消えていくでしょう。
なお、せっかく園に慣れてもGWや夏休みを家族と楽しく過ごしてまた登園拒否に戻っちゃう子もいます。
だから休暇中も、楽しい思いをしたときに「今度園に行ったら『○○楽しかった』って先生に教えてあげよう」って前振りをしておくといい。それによって子供も園に行く目的を前向きに意識出来るから「新入生返り」をせずに済む可能性が高くなるはずです。
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by 香里山父ちゃん | トラックバック(0) | コメント(0) | |
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