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長男、次男、三男、四男の坊主そろい踏み。 家族6人楽しく暮らしてます(^^)。
坊主達にはナイショで書いてるブログなので、坊主達には秘密にしといて下さいね(^^;
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by 香里山父ちゃん |
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続き |
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子供が自分の心を表現できずにいたら、
1)まずはどう感じているかを言葉にして問うてやる。
痛い?悲しい?悔しい?・・・etc.
子供は気持ちと言葉が繋げられないのです。
2)次に、なぜそう感じるのかを言葉にしてやる。○○がしたいのに出来ないから?
△を△△したいのに出来ないから?・・・etc.
3)そして、なぜそうなったのか、どういう行動をとれば解決できるかを言葉にしてやる。あるいはどこまでならこちらが歩み寄れるか妥協点を示してやる。
あと3回なら滑っていいよ。いっしょにやってみようか?一緒にあやまってあげる・・・etc.
4)こちらが最大限に譲歩できるところを示したら、子供自身に行動を選ばせて、お互いに約束として守る。
ここで大人から「あとで」とか「また今度」って言う事がありますが、そう言ったならば必ず後でその「契約」を履行することは大事です。「あとで」がちゃんと守られる事が分かっていれば、子供も我慢しやすいですが、「あと」がいつまで待っても来ないようだと、「あとで」という言葉が何の効力も持たなくなっていずれもっと困る事になっちゃいます。
1や2の段階については、日頃から絵本の読み聞かせをしていれば比較的容易になる事が多いです。「○○の本の△△ちゃんみたい」って、子供に分かる例を引いて話すとができますから。
それから、子供の気持ちを聞き出してみるだけで解決できる事も結構あるものです。大人が「こうだろう」と思っていた事の斜め上の回答が出てきたりして、それもまた面白い。わがままを言っているようで実は誰かの為になんて健気な理由があったりすることも結構あるものです。
我が家の場合は、3の歩み寄りの過程で「カワイイ」をよく基準に使います。
「一緒に可愛くお願いしてみよう」とか、「スリスリ(頬ずり)して謝ろっか」なんて直接的なアピール方法の提案はもちろん、人に何かをしてもらいたいときには「先に△△やってからお願いしたほうがいいかもよ?」なんて外堀を埋めるアピールにも誘導したりして。「○○させろ!」なんて高圧的に迫られるよりは、「○○させて欲しいな~」ってアピールされた方が聞く方も心に余裕を持った対応ができ、「仕方ないな~ちょとだけだよ」って譲歩もしやすいものです(よね?)。 自分が何を代わりに提供できるか考えてみると、「カワイイ」度合いは上がるものです。
そういうことを何度かやっていると子供も自分から「可愛い行動」を起こせるようになっていくわけですが、それは同時に目の前の問題を客観的にとらえる術を身に付けるのと同じ事。落ち着いて、相手に通じる表現で自分の希望が相手に伝わるようにする事が必要ですからね。
落ち着いて考えられるようになればさらにその延長として、どうすれば要求が受け入れて貰いやすいかも判断できるようになってくるものです。
自分の意見が通らないとすぐにブーたれていた幼児が、頑張って表現を探す様や、お手伝いを買って出るなど予め外堀を埋めてから本丸を攻めるような絡め手まで使ってくるようになる成長を見るのは、面白いものです(笑)
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by 香里山父ちゃん | トラックバック(0) | コメント(0) | |
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