|
長男、次男、三男、四男の坊主そろい踏み。 家族6人楽しく暮らしてます(^^)。
坊主達にはナイショで書いてるブログなので、坊主達には秘密にしといて下さいね(^^;
|
by 香里山父ちゃん |
|
|
|
|
中坊主達の参観日でした。 |
|
|
|
土曜日午前中の全ての授業が参観可能ってことで久々に参観に行きました。
次男坊主、三男坊主ともにきちんと授業を聞き、積極的な発表もできていました。班のメンバーも皆仲が良いようで安心して見ていられましたが、さすがに5・6年ともなるとクラスの中も落ち着いていますね。低学年とは大違いです。
たまたまどちらも算数の授業でしたが、うちの坊主達それぞれの今の理解度や知識から推して考えると、若干まどろっこしく感じる内容ではありました。授業要綱に沿った公立小の授業ですからこんなものでしょうが、教室の後ろで聞きながら手を挙げて幾つか補足したいって欲求に襲われましたね(^^;
例えば次男坊主の算数は「比例」の単元。『ネジが沢山あって、全体の重さが400gでした。ネジが何本あるか知るためには、何を調べればいいでしょうか?』って設問をやっていました。
各班で相談して出た答えは「1本の重さを量り、全体の重さを1本の重さで割ることで本数が求められる」というもので、まさにそれが「比例」単元としての学習要綱の内容として正解です。
でも、工学系の我々としてはそんなシーンでネジ1本の重さを量るなんてことはまずやらないんですよね。秤での読み取り数値には限界があるから、特に軽い物だと計測誤差の影響が大きくなってしまうし、ネジが全部同じ重さって事もまずありえないので、普通は少なくとも10本程度をまとめて量ってネジ1本あたりの重さを平均値で求めますから。
あと、計算式中に[g/本]などの単位を書き添えるってのも間違いを防ぐポイント。でもこの単元ではそういった「その授業で教えるべき内容に直接関係のない事」には触れないんです。
三男坊主の方は「平均」の単元でした。1週間の図書の貸し出し数記録を基にして週平均を求め、更に一か月の貸し出し数を予測するって内容でしたが、こちらでもイメージ的に補足したいってことが幾らかありましたね。
特に、計算で求めた平均値が1日あたりの値なのか1週間あたりの値なのか勘違いしている子が何人かいましたから、式に単位を書き添えるってのは教えるべきではないかと感じました。間違いからの気づきもまた良い学習にはなるとは言っても、これはやはり一種の機会損失のように感じてしまいます。
各単元の内容を正しく順序だって教えるのが小学校の授業であり、従ってまずは「理想状態」を理解させることに重きが置かれて、上に上げた補足の様に、『おまけの知識』で混乱する生徒が出ないよう、段階毎に「教えるべき内容」が定められているのでしょう。公立校の役割が国民の学力の「底上げ」である以上は当然の事とも言えますが、ちょっとツマラナイですね。
(ちなみにあとで聞いてみたところ、次男坊主も三男坊主も私が言いたかった内容をちゃんと理解していました)
もし私が教えるなら「比例」ならネジの実物と秤を用意し、「平均」ならマスと砂や秤を用意して、実際に児童の手で実際に確認させると思います。論より証拠ってやつですが、算数なんてイメージできるかどうかが勝負なんですから、目で見て手で触れてとイメージを補強してやる方が理解しやすいと思います。理数離れが言われるようになった要因は、頭でっかちな授業による「実践経験の欠如」からくる魅力の低さがあるんじゃないかなあ・・・。
[続く]
|
|
by 香里山父ちゃん | トラックバック(0) | コメント(0) | |
トラックバックURL : http://blog.pigeon.info/tb.cgi/koryama/580875 |
|
|
|
|