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長男、次男、三男、四男の坊主そろい踏み。 家族6人楽しく暮らしてます(^^)。
坊主達にはナイショで書いてるブログなので、坊主達には秘密にしといて下さいね(^^;
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by 香里山父ちゃん |
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最近のおもちゃって、ツマラナイ? |
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クリスマスが近いですね。先日の出先で空き時間を利用して某大型おもちゃ店内を徘徊してきました。
店頭に並んでいたのはキャラクター物がほとんどで、遊び方も予め指示されたものが多く、想像力というか創造力が刺激されるものが少ないように感じました。
積み木もカラフルなイラストが入っていたり、ブロック系でもキャラクター性を前面に出したパッケージものが増えていますが、そうして「手軽にカッコイイものが手に入る」のは良いことなのかどうか、ちょっと考えさせられました。
成型完成品は、オモチャ会社が認める枠組みの中で遊ぶことを前提に作られたもの。
アレコレと触って変化させてみたりといったことがほとんど出来ず、他のものに見立てて遊ぶということもあまり出来ないものです。
これは子供が自分で考えようとしなくなった結果なのか、こういう余計な「おせっかい」が増えたから子供が受け身ばかりで考える事をしなくなってきたのか。卵かニワトリかといった感じですが、やはり気になる所です。
それっぽいカラフルな形でTVなどのシーンを再現できる幾つかのギミックを備えたオモチャ。
子供に与えるとそりゃ喜んで遊びますが、年齢を越えて長く遊ぶものはやっぱり単純で、それでいて自分の工夫次第で新しい面を発見できるようなオモチャではないかと思っています。またそういう体験を通じて、物の見方が一様ではないという事も理解しやすいようにも思うわけで・・・。
まぁ要するに某おもちゃ屋さんには、今の坊主達に私が薦められるようなオモチャがほぼ皆無だったってだけのことですが。
(^^;
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さて、同日に某大学の先生を訪ね、四方山話をしてきました。
その中で理系離れの話になり、最近は工学を志す学生が減って工学系の大学も様々な方針転換を余儀なくされているとのコメントをいただきました。工学系の高校や高専というのはまだ結構な数があるように思いますが、その中で機械工学的な事を学ぶ機会はどんどん減っているようです。
これは少子化のせいばかりとは言えず、単に機械工学では人が集まらない状況になっているとのことでした。
電子情報系や環境系に寄った工学部が多少マシな程度で、全体的に見て工学系離れは急加速してきているのは間違いないようです。
我々の1世代前だと、壊れたものは自分で治すというのが半ば当たり前でしたが、現代では市販品の品質が上がるとともに中身もブラックボックス化が進んできました。おかげで、故障しても自分では治す事が困難で、販売店に持ち込んでも分解修理はかなり高くつきます。
こういう現状があって、機械的構造が目に入る機会自体がかなり減っているように感じるのですが、そうことが若年層の工学への興味に大きく影響しているのだと思います。高品位の完成品が身の回りにあふれている事も、チャレンジしようという気概が育たなくなってきている原因の一つでしょう。
ちなみに前述の先生の話では、学生にタミヤの工作キットを組み立てさせたら半数以上がまともに動かない、ということもあったそうで・・・。
知識記憶を問うテスト主体で育てて実体験の機会は奪ってきたために、物づくりの現場は着実に足元から崩れてきているようです・・・。それでいいのか物づくり大国?
ちなみにタミヤの工作基本セットなんか、今や普通のおもちゃ屋さんにはほとんど置いていない。
昔は駄菓子屋でモータとかキットとか売っていたものなのに、今じゃほとんど売れないんでしょうね。
今やプラモデルでも接着剤や塗料がいらないものが多いからなぁ・・・。
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by 香里山父ちゃん | トラックバック(0) | コメント(0) | |
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