おさむらいさん |
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最近、
眠れない、食べられない、動けない。
まさに、心の不調 三大症状である。
眠るわけではないが体を起こすことも億劫で、食べ物を口に運ぶことも、できたら後回しにしたい。
妊娠によるホルモンバランスの乱れに、ハートがやられてしまっているようなのだ。
こんな眠れない夜は夫にでも寄り添って過ごしたいのだが、眠ってしまった夫にうかつに触ると怪我をする。
夫は、体をくすぐられることに大変弱いからだ。
特に眠ってしまった夫は、体をくすぐられる気配を感じると無意識でとっさに体を構え、こめかみの辺りに手刀を飛ばすことがある。
常に熟睡はしない、サムライのような男なのだ。
くすぐる奴を容赦しない、平成のゴルゴ13と私は呼んでいる。
妊娠中である今は特に夫の手刀を頂くわけにはいかず、心細い毎日を送っているわけである。
起きているときは起きているときで、こちらには全くくすぐるつもりがなくても常に警戒されている。
別に、私が普段からよくくすぐっているというわけではないのに、である。
腕枕なんかを拝借するときは、自分の胸で手を組み、『絶対くすぐりませんよ』 のポーズをとる必要があり、まるで痴漢の冤罪を避けるために両手を挙げて電車に乗るサラリーマンのように気を遣う。
優しくて、頼りになる夫に何一つ文句は無いと思っていたが、もしも願いが叶うなら、多少くすぐっても藤岡弘のようなニヒルな笑いで済ませてくれるような人になって欲しいと思う。
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夫とこはタンの一幕 |
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夫とこはタン、時々とても大人げない喧嘩をする。
大抵は、夫が先に変な顔したりしてこはタンをからかうことから始まる。
本当、子どもが二人いるみたいで、
「二人とも、仲良くしなさい!」
と叱るときの情けないこと。
だけど私が夫に
「ごめんなさいは!?」
と言って、夫が素直に謝ると、
「こっちゃんも、ごめんね」
と、こはタンは自分から謝るのである。
なんか、お兄ちゃんでもいるみたいでいいのかもなと思う反面、
夫にはもう少ししっかりしてもらいたいと思う。
数年後、
「お父さんのパンツと一緒に洗わないで!」
とか言われないようにね。
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