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くんた家・総勢5名。ラクマツくんたと、焼きおにぎりな夫、ひょうきんこはタン(7歳)、貫禄は係長ヤマピ(2歳)、新星みんみ(0歳)です。
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by くんた~Ω。 |
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(無題) |
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もしも災害が起こったら、まずは自分たちを守ろう。
そんなふうに強く思ってきた。
新築した家には最新の耐震を講じ、普段からたくさんの備えをしていた。
実際今度の震災や津波で石川県に被害はなく、普段の備えが力を発揮するまでもなく自分たちは無事だ。
だけど、同じように自分たちを守ろうと思ったはずの大勢の人たちが、圧倒的な自然の力の前に、どうすることもできずに亡くなっていった。
毎日増える犠牲者の数をただ呆然と見ていて、自分たちだけが幸運によって生き残っていることに何の意味があったのかと、胸が締め付けられるように苦しかった。
全身の力がどうしようもなく抜けてしまい、ただただ湧いてくる悲しさや苦しさや悔しさを持て余して数日間を過ごしていた。
だけど、たくさんの人たちが既に戦っているのだ。
私も、思いを形にしなきゃいけないと思い、まずはお金を送った。
それから、住む場所を失った人に、無償で家を貸すことを申し出ることにした。
私たちは金沢に建てた家を空けて能登に来ており、少なくとも来年の春までは使わないことが決定している。
家具もあるし、広い家だからどんな大家族でも一緒に住めるはずだ。
少し遠いから、役に立てるかどうかはわからないが。
言い訳かもしれないが、私は妊婦だし小さい子供がいるので、現地に行くことはできない。
こんなことしかできなくてごめんなさい。
昨年の3月、子供たちと3人で訪れた宮城県の仙台と石巻。
とても親切にしてくれた、小さな旅館のみんな。
仕事の間、子どもたちを預かってもらった託児所のみんな。
それから、まだ知らないたくさんのみんな。
亡くなった人、亡くして残った人、みんなの痛みを分かちたいと思っています。
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