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くんた家・総勢5名。ラクマツくんたと、焼きおにぎりな夫、ひょうきんこはタン(7歳)、貫禄は係長ヤマピ(2歳)、新星みんみ(0歳)です。
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by くんた~Ω。 |
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町会のバーべキュー |
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日曜、町会のバーベキューがあった。
我々は昨年秋に越して来たばかりの新規参入なので、夫には
2時間前からの準備に参加してもらった。
夫はそういう行事が昔から割と好きみたいで、張り切って出て行った。
私は体調が悪かったので不参加のつもりだったが、酔っ払った夫が
迎えに来てくれたので、気分転換に途中から参加した。
私の両隣の人は本当に気さくで話しやすく、とてもいい人なもんで、
すごく居心地が良かった。
みんながやたらと、私のことを良いふうに言ってくれるので、困ってしまった。
私が【いいとこのお嬢さん】に違いないと、みんなで噂をしていたそうだ。
やれ、優しいとか、暖かいとか、おしとやかだとか。
どうしてそんな誤解が生じたのかわからないが。
間違った情報を払拭できるような気の利いたエピソードもこれといって思いつかないので、
とにかく面白いから笑っていた。
しかしながら、「くんたが、おしとやか~!?」 と言って笑う人もいないだろう。
なぜなら私は、面白みに欠ける人間だからだ。
意味の分からない【くんた褒め】はヒートアップし、結局のところどんな家庭で育ったのかと
質問された。
これには困った。
うちは簡単に言うと、幼い頃に母親が出て行き、父親もよそで恋人と暮らし始めて帰らなくなり
兄は寮のある学校に転校し、私は不登校だったので親戚の家を転々として暮らしていた。
バーベキューの楽しい席で、こんなこと言ってもいいのだろうか。
「うちはこんな家庭で育ってね~」 というみんなの話をまずは楽しく聞いていたら、
砂遊びをしていたこはタンが、「これ、お母ちゃんのでっかいウンチ!!」と言って
砂を持って来た。
「あらあらこはタン、こはタンのお母さんからウンチは出ないよ~」
と、左隣の奥さんが言った。
『聖子ちゃんにお尻の穴はない』
という、アイドル並の扱いだろうか。
嬉しいが、あいにくここだけの話、私からはでかいウンチが出まくりだ。
さらに右隣の奥さんが、
「くんたちゃんは、【ウンチ】とか絶対言わなさそう」
とまで言われた。
あいにくここだけの話、私が夫に送るメールは
「でかいウンチが出てスッキリした」
とか
「スイカ食べたらおしっこが止まらん」
とか、下ネタばっかりだ。
まぁ、少しずつ本当の私がわかってくるはずである。
全てにおいて、ここはあえて否定も肯定もせず、ちょっとずつベールが剥がれていくのを
楽しむことにした。
このように私は、いいとこのお嬢さんではなくただのヘンタイなのだ。
そんな感じでバーベキューは大いに盛り上がった。
しかし私がこんなに気兼ねなく楽しめたのは、夫が早くから準備に勤しみ、ずっと肉を焼いたり
配ったり、世話係をやってくれていたからだ。
感謝しつつ、私は早々に帰宅して寝ていた。
バーベキューの後、日が暮れてからみんなで花火をしたらしく、こはタンはとても喜んだそうだ。
しかしこはタン、ようやく後片付けもひと段落ついて、こはタンと一緒に花火を見ようとした夫に対し
「お父ちゃんイヤ!!」
と言い、隣の旦那さんの横に座って花火を見ていたそうだ。
夫は、報われない働きアリである。
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