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NICU |
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今、テレビで特集があって見ていました。
500gや700gで産まれた小さな命が頑張って成長していく姿を見て涙が出ました(;_;)
『小さく生んでしまってごめんね』
お母さんとつんちゃんが退院する時に、病院に残るきぃちゃんに言った言葉です。
もしかして以前ブログに書いたかもしれません。でも今でもその時のことは忘れられないんです。
うちはまだ大きい方なので大袈裟かもしれないですが、NICUに我が子を残して自分だけ退院するママさんは感じたことではないかと思います。
あの時は自分を責めてたくさん泣いたりしたけど、今となってはプクプクと元気に育っているし、NICUがあることにとても感謝していますo(^-^)o
そしてこんな大切な施設が今後充実していくことを願っています。
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by きぃつん | トラックバック(0) | |
出産後の話 |
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出産時のことは前回書いたのですが、出産後にも色々あったので、自分の記憶としても残したくて書いてみました(^^;)
出産後、娘たちはすぐにNICUに入院となったため、私が娘たちに触れることができたのは出産した翌日でした。出産直後から看護師さんたちは『ご出産おめでとうございます♪』と言いに来てくださったんですが、私自身まだ出産したんだという実感がなかなか得られなかったです。
なぜかというと、お風呂で他のママさんから『今何ヶ月ですか?』といわれるほどのお腹でしたし、なにより出産後は母子同室なのですが私は無理なので、切迫早産で入院中のママさんや婦人科で入院されている方との相部屋だったんです。
30週から切迫早産で入院していたこともあって、その雰囲気のままだったというか・・・。
後から後から出産して入院してくるママさんたちは産後すぐに一緒のベッドで寝ているのに、私は実感が持てずに少し寂しい気持ちでした。
かといって、NICUにいるからずっと看護師さんたちにお世話を任せっきりではなく、母乳を搾って運んだり、三時間おきに呼び出しがあって授乳しにいったりで、三日目以降は”寂しい”なんて考える暇もなく忙しくなりました(^^;)
そばにいない分、早く娘たちに会って抱っこしてあげたいなぁと、呼び出しが待ち遠しくなったりもしてましたし♪
そんなこんなで一週間が経って、つんちゃんがNICUを退院できることになり、退院前日の一日だけ母子同室で生活することになりました。
これがまた大変で・・・
いや、つんちゃんは大変じゃなかったんです(--;)
つんちゃんは夜も時間きっちりに泣いてくれるからすぐに授乳してオムツ替えたらぐっすり寝てくれてたんで。
総合病院ということもあり、母子同室するママさんが四組で一部屋の相部屋だったんで、お隣の赤ちゃんが夜泣きがすごくて・・・。
夜泣きはしょうがないんです。ママさんも産んだばかりでどう接していいかわからないですし。
でも!!!
昼間に泣いてる赤ちゃんを置いてどこかへ行ってしまうんです(*_*)
あまりに泣き止まない赤ちゃんが気になって同じ部屋のママさんが様子を見ると赤ちゃんしかいないんです・・・。
それで看護師さんが探し回るということが一日のうちに何度かありました。
そんなことを考えていると、相部屋での母子同室は一日だけで十分だと思いましたね(^^;)
そしていざ退院日。
私とつんちゃんは退院することができたのですが、きぃちゃんはまだ目標体重に到達していなかったのでNICUから出られず(>_<)
セレモニードレスに身を包んだつんちゃんを実父母に預けて、きぃちゃんの様子を見に行ったんですが、なかなか離れられなかったです。
『一人で寂しいだろうけど、頑張って大きくならな退院できないよ!毎日会いに来るからね!!』
と言い残して帰ったのですが、つんちゃんたちが待っている場所に戻る途中で涙が止まらなくなってしまい、看護師さんに泣きついてました(:_;)
私がもう少し長くお腹で育てて大きく産んであげられていたら・・・なんて考えたこともありました。
でも、たまたま同じ時期に700gで産まれてきた赤ちゃんを見ていて、こんなに小さくても頑張ってるんだからと勇気づけられました♪
それからいざ実家に到着してからは、初めての赤ちゃんとの生活が始まり、お風呂には母と四苦八苦しながら入れたのを覚えてます(^^;)
そう考えると、一気に二人とも退院して混乱するよりは、一人で段取りを覚えてから二人を受け入れる体制を作れてよかったなぁと思ってます☆
きぃちゃんも私たちから四日遅れくらいで退院できたのですが、それまでは毎日冷凍母乳をたくさん準備して車で運ぶということをしていました(^^)それはそれで大変だったけど、一人で頑張っているきぃちゃんに毎日会いたかったので苦にはならなかったなぁ♪
そんなこんなで現在に至るという感じです☆(最終なんかはしょりすぎかな?!)
でも一年経ってもこんなにしっかり記憶に残っていて、貴重な体験だったなぁと思っています。
きぃちゃんとつんちゃんが大きくなったらこんなお話してあげたいな☆
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by きぃつん | トラックバック(0) | |
2007年11月22日3時40分 |
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タイトルの日時は、去年破水した時間です。
それから長い24時間が始まりました・・・。
なんか「去年の今頃はこうだったなぁ」と、今日一日何度も思い出してました(^^;)
それをつらつらと書いていきたいと思います♪
去年の11月21日の夜、「明日で目標の36週に達するから、もういつ産まれてきてくれてもいいよ~」とお腹の赤ちゃんに話しかけていました。
その夜、深夜3時40分に『ピキー!!』という音?感覚?があり、すごい勢いで破水して飛び起きました。すぐにトイレに走って両親を電話で起こし、病院へ向かいました。
病院に着くと、初めての車椅子に乗って産科病棟へ。
着替えて検査をし、陣痛室へ通されました。それから夜が明けて、旦那と義母もかけつけてくれて、旦那・義母・実父母に囲まれての一日がスタート。弱い陣痛がずっと続いていたため、朝食、昼食まではペロッと食べられ、いつになったら始まるのだろうという気持ちでしたが、夕方からその苦しみがやってきました・・・。
いきみたいのにいきめないというのが一番辛かったなぁ・・・。何度もトイレに行って「出したい!!出したい!!」と付き添いの旦那や実母に訴えていたのを覚えています(涙)
それから夜7時頃になり、私より少し後にやってきた妊婦さん(陣痛室は二人部屋)が分娩室へ入り出産しました。
陣痛での叫び声が私より先に響いていたので当然なのかもしれないのですが、カーテンの向こうで陣痛から解放されたママさんと生まれたての赤ちゃんの声を聞いていると、『何で私の子どもたちは生まれてきてくれないの?!いつになったら生まれてくれるの?!』と悲しくなり、涙を流していました・・・。
夜11時を過ぎた頃、看護師さんから旦那以外は入室禁止と言われて実父母は帰宅。義母はすでに終電がないために残ってもらうことに。
それから日付が変わって23日になってしまいました。
実は破水する以前、かなり前から”誕生日は11月22日になるよ”とみんなで断言していたんです。”いいツインズ”にあやかって♪それでその日に破水したので、みんなも「やっぱりこの日になったか」という気持ちでした。
しかしそれも過ぎてしまい、痛みと睡魔と戦いながらかなり弱気な自分がいました。
『もう切って(帝王切開)出して!!!!』
何度もそんなことを考えていました。しかし、その判断は夜が明けて朝にならないとできない。
初産で双子だから時間がかかると言われていたし、子宮口の開き具合の検査も破水しているため、あまり頻繁にはできないのはわかっているんだけど、せめて早く分娩室へ行かせてほしかった。早くいきみたかった。
それから旦那と二人で睡魔と闘い、たまたま旦那が目覚ましのためにタバコを吸いに病院の外へ出ているときに看護師さんがやってきて検査をしたら、いきなり慌てだして
「子宮口が全開!!早く分娩室へ行きましょう!!」と言われました。その時間が前日破水した時間と同じ3時40分。
たまたま看護師さんがその人一人しかいないため、私一人で歩いて分娩室へ行き、座って待っていました(^^;)
それから帰ってきた旦那が部屋に私がいないことで状況を察して、義母に伝えて、実父母に電話してくれました。
分娩室に入ってからは担当医師に連絡が取れなかったので他の産科医師が2~3人やってきて、私に声はかけてくれるものの、「あの患者さんがさぁ~」とのんきに楽しそうな会話をしていました(==;)
それは担当医師がやってきてからも変わらずで、なごやかな雰囲気での出産となりました(笑)
双子で36週ということもあり、産科医師3人・看護師数名・小児科医師数名というかなり大人数に囲まれての出産でかなり賑やかでした(^^;)
きぃちゃんが産まれてほっとしたのもつかの間、
「まだもう一人いるんだぁ。普通ならこれでホッとできるのにぃ」
とか冷静に考えつつ、次のお産へ。
「ちょっとそっち寄ってくれる?」と担当医師に言われ、私のベッドの端に座って私のお腹を押し、吸引機で吸われる形でつんちゃんが誕生しました☆これにはびっくりでしたが、ここまできたらなんでもいいので早く生みたいというのが正直なところでした(笑)
生まれてからは二人の小さい泣き声が聞こえただけで、遠くから
「赤ちゃん生まれましたよ~」
と見せられただけで触れずにNICUへ連れられていきました・・・(:_;)
唯一、”女の子”という言葉が聞こえて安心したのを覚えています。だって、産まれる直前まで「女の子かなぁ~」という曖昧な感じで女の子のベビー用品をそろえてしまったので(笑)
とにかく元気に産まれて、元気に成長してくれているのがなによりです☆
明日はいよいよ一歳になりますが、この日のことは一生忘れられない思い出だし、きぃちゃんとつんちゃんが大きくなったら話してあげたいと思っています。
長々とすみませんでしたm(__)m
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by きぃつん | トラックバック(0) | |
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