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★2007年12月はつくん誕生。★2011年8月まりちゃん誕生★手作りとエコ好きななっち、一応ワーキングマザー★サボテン好きなだんな様。趣味育児?★
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by なっち |
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ねぼすけスーザのお買い物 |
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ねぼすけスーザのお買い物(1991年発行)という絵本
スーザという女の子。
マリアおばさんと一緒に暮らしている。
どうしてパパとママではないのか?パパとママはどこへ行ったのか?
そんなことには一切触れず。
ねぼすけなスーザが、『特別な日』だけは
早起きしてお買い物に出かける。
どう見ても、小学校低学年(に見える)スーザが
お隣のアンヘルさんのヤギの世話をするアルバイトで
一生懸命ためた小銭を持って。
ロバに乗って、一人で丘を越えて市場へ行く。
市場では、かわいいぬいぐるみや
綺麗な靴、ピンクの帽子などにも心を惹かれるものの
きっぱりとあきらめ、ようやく見つけた、素敵な赤い椅子!
だが。小銭では買えない。
お店のご主人が、スーザのけなげさに負けて
譲ってくれるかと思いきや、そんなミラクルは起こらない。
ため息をついて、帰るスーザ
が。この少女の自立心はすごい。
壊れた椅子が廃棄されているのを発見。ペンキと布を
貯めたお金をはたいて買い、壊れた椅子をロバに積んで帰り
帰宅後、自分で椅子を直し、ペンキを塗り、クッションもつくり・・・
そして、マリアおばさんへのお誕生日プレゼントに。
まぁ、椅子を選んでいる時点から、『プレゼント』という展開は
ありがちなパターンとして、判ってはいたけれども。けれども。
まぁ、このスーザのけなげなこと。きっちり自分の力で
できることを一生懸命やる姿。もう、かわいくて。
まりちゃんに読んであげながら、思わず涙ぐみそうに(笑)
そうしたら、まりちゃん、不思議そう。
「まま、泣きそうになっちゃったよ」といったら
「え?どうして?ママ、スーザのこと嫌いなの?」・・・・
嫌いじゃないんだよ~~!
相手の事を想い、色々考えながら、一生懸命手作りして・・
そういうことに、コロッとヤラレちゃうのは
年をとったということでしょうか。
はつくんも、一人で読んでいたので、感想を聞いてみたら
「え~?べつに~。普通のことだな~って思った
椅子を直すのはすごいけど」
子ども達は「お金で解決」という手段をもたないからこそ
何か、作ってあげる・・は、当たり前なのかな
確かに。保育園で、綺麗な折り紙を、先生に懇願して
一枚分けてもらって。大事に「自分の手で」持ってくるから、
すでに、やや、よれよれになりつつあるが・・・
その、大切な折り紙で、一生懸命チューリップを折って
ママにプレゼントしてくれる・・・うん。気持ちはおんなじだものね。
折り紙を折るより、椅子を直すって言うのは、すごいね。
という感想・・・
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